パールトーン加工が他の加工より良い3つの理由☆雨でも予定どおり着物が着られます2

きもの豆知識

雨の季節が迫ってきました。

「雨が降るのに知らん顔して着物着て来はるのはまりこさんくらいのものやわ〜」弘道館でご一緒させていただいている娘のお友達が言われました。そういえば、四条烏丸でも雨の日に雨コートを着ずに歩いているのは私くらいのものです。パールトーン加工がかけてあるからです。

 

着物の加工には色々なものがあります。

 

パールトーン加工が他の加工と最も違うのは着物のために開発された加工であること、もう一つは加工液の製造から着物に加工するまでを一社でやっているのはパールトーン加工だけです。

 

そのことによって他社の加工とは違って、私たちが受けられる3つのメリットがあります。

1つには着物(絹)専門に開発された加工液であることです。

繊維によって性質は皆違っていて、中でも絹は一番繊細です。他の繊維には良くても絹には向かない加工液もたくさんあります。生地を保護する加工で生地の風合いや触感が変わってはいけません。

 

2つには加工会社の技術が悪い場合、液がたっぷりかかっているところとほとんど掛かっていないところのムラがある場合もあります。あまり掛かっていないところは効力がない場合もあります。

目に見えないだけに加工が下手な会社には任せられません。

 

3つには後々まで保証システムが充実していることです。パールトーン加工を一度すれば水を弾くだけでなく20年もの間格安でお手入れをしてくださいます。自社で一貫して責任を持ってやっているからこそです。

 

またお手入れをお預かりした時に、時々抜き打ちで効力検査をしてくださっています。効力が弱まっている場合は20年間は無料で加工をかけ直してくださっています。

 

とにかく私も含めて社員もお客様も山本呉服店では何十年も一度も縮んだり変色したこともありません。

雨が降っても着物を着ることを諦める方はありません。その実績がパールトーン加工のすばらしさを物語っています。

あなたさまもパールトーン加工を始めませんか。

加工代はこちらを見てくださいね。(種類によって加工代が違います)

お仕立上りでも加工できます。汚れがあった場合には綺麗にしてからの加工となります。(汚れ落とし代は別途かかります。)当店のものでなくても加工を承ります。

 

雨が降っても着物を諦めない! パールトーン加工がしてあれば雨の日用の洋服を準備しなくても済みます。

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何か一つ欲しいと思ったら「京裳苑」行きましょう!

 

第42回 京裳苑

◾️  とき   5月31日 (金) 6月1日(土) 2日(日)

◾️  場所   京都 みやこメッセ 1階  ( 平安神宮前 )

◾️  入場料  無料

ご予約を頂いた方のみにご招待状をお送りします。

「京裳苑」ってどのような催し? どんな内容なの?

 

6月は着物のメーカーさんが秋冬物の新作を業者に向けて一斉に発表する時期です。それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが「京裳苑(きょうしょうえん)」です。今年で42回目になる京裳苑は岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り一堂に出品してくださる業界でも唯一の素晴らしい展示会です。

3日間の会期中はそれぞれのメーカーさんの社長さんもしくは制作責任者の方々が会場へ来て頂け、自社のこだわりや制作秘話、思いなどを直接聞けるのも楽しみです。自分の手に入れたものがどのようなものであるかを知るとかけがえのない大切な宝物になります。

42年続いているのはひとえにお客さまの支持があってこそです。結婚前に親子で京都で選んで作っていただいた思い出と変わらぬ色柄の良さで、また代が変わっても親子、孫と一緒に京裳苑で選びたいと来ていただいています。

よろしかったらご案内をお送りしますので、お申込みフォームにアドレスをお知らせください。ご案内状もありますので送って欲しいという方はメッセージの欄にご住所を書いてください。

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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