自然に抱かれる心地よさ、吉野☆「自然」に人が集まる
由紀子の日々
「辛い」と思っていた吉野の登拝で待っててくれたのはすばらしい自然でした。
思いもかけないブナやコナラの細かい葉っぱからこぼれ出る木漏れ日に
「美しい、美しい〜」を連発して歩いていました。
足が痛いとか、疲れたなんてすっかり忘れていました。
吉野杉の産地である杉林は整然と木が立ち並んでいて素晴らしい眺めでした。
通り過ぎる強い風に杉がユッサユッサと動く様に感動しました。
歩いているとどこからともなくヒノキの香りがしました。見ると足元には可愛らしいまん丸のヒノキの味がいっぱい落ちていました。
自然は時に厳しいけれど、私たちに安らぎを与えてくれます。
「山は僕たちに来いとは決して言っていないのに、気持ちいいから行っちゃうんだよね」
田んぼと山しかない新潟のはずれにポツンとありながら、他県からも買い物客が押し寄せる「奇跡のスーパー」エスマート五泉の鈴木紀夫さんは言います。
「来てもらおうなんて思わなくても来たくなっちゃう店にならないといけないね」と。
今回吉野の企画をしてくださったみっちゃん、西美津江さんも同じことを仰っていました。
「私、人を集めようなんて1つも思ってないんだよね。来たくなってみんな集まって来るの」
どちらも自然にみずから集まるんです。
宣伝してとか、何かを仕掛けて、人を集めるんじゃないな〜。
「自然に」こそ「あり方」なのではないかと思うのです。
「品格の教科書」は全国の書店さん、
またはアマゾンで手に入ります。
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