「東北呉専会」仙台で講演させていただきました☆素敵な着物姿いっぱいでした。

きもの男子

バレンタインの日14日、仙台で講演させていただきました。

「東北呉専会」は福島県から青森県までの着物専門店さんの会で、若い会員さんによると祖父さんの代から続いていいる歴史ある会だそうです。

着物の市場が縮小する中で、ほとんどの組合や会がなくなっている中で、集まられた呉服屋さんはそれぞれの地域で個性豊かに頑張っていらっしゃるお店ばかりです。

 

バレンタインだったので面白チョコ、懐かしのチョコを持って行って、じゃんけん大会をしました。

みなさん、笑顔になりました^^

 

仲良しの秋田県横手市の「樹」須藤さんご夫婦。お二人ともお手本にしたいような着こなしでした。

 

講演会はコロナで伸びに伸びていました。

会員さんたちも「3年ぶりに会えた」と久しぶりの再会を喜んでいらっしゃいました。

私も講演会はオンラインが多く、それも「品格の教科書」のテーマがほとんどだったので、業界でお話しできるのはとっても楽しみにしていました。

一緒に行った母も「小いけ」さんのお嬢さん水口さんとお話して楽しそうでした。

 

と言うのも、いましっかり着物専門で経営していらっしゃる方というのは、間違いなく希少な着物のプロです。

いろいろな知識や経験、見識をお持ちです。

文化の担い手として誇りを持って伝えて頂きたいと願っています。

 

会長の山形県鶴岡市の小池さんはデザイン創作された着物に袴、スカーフでおしゃれに。

ダメージジーンズの着物もおしゃれな気仙沼の島田さん

 

山形県長井市「いちまた」斎藤さん、宮城県加美郡の高橋さんと一緒に。

 

一見、着物を取り巻く環境は厳しいのですが、

考え方によれば着物をはじめとする日本の伝統は見直されると思うのです。

250年続いた「土の時代」から「風の時代」に変わって1年。

目に見えるものが価値であった時代から、目に見えないものが価値になる時代に変わりました。

機械化、効率化された社会では今後「愛情」や「思い」「気遣い」など目に見えないものの大切さは増していくでしょう。

 

都市さんは大きなチェックの柄の小紋を素敵な柄合わせで着ていらっしゃいました。帯どめにはバレンタインに相応しく「赤のハート」

 

一枚の着物に帯3本。この日は名古屋帯、次の日は細帯をおしゃれに結んでいらっしゃいました。

 

着物の美しさを支えているのは、それを作るのに関わったたくさんの職人さんたちの思いや努力です。

私も大好きな着物の素晴らしさを伝えていきます。

風に乗って軽やかに、愉しく♪

 

品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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