「形」か「心」かそれとも・・1☆「品格の教科書」P4やり方を暗記しても身につきません。

品格の教科書

「日々是好日」樹木希林さんが出演された最後の映画として有名です。

茶道の先生として、お茶の心を説いていました。

原作の本を読みましたし、めったに映画を見ない私もこの映画だけは見に行きました。

その時の話はこちらです.

映画「日々是好日」に見る着物と着方を考える☆お茶席にふさわしい着物ていく着物

 

 

「ずっとやっていれば、そのうちわかるのよ」

意味や理由を知る必要はないと一蹴していたのが印象的でした。

ただ形だけを身に付けるやり方は肌から染みるように深く身に付くのかもしれません。

 

 

しかし、全くお茶の形だけを暗記して面白いとは思えません。

ずっと続けたいと思えるでしょうか?

どんな物事にも必ず意味や理由があります。それから学べば興味が湧くのではないでしょうか。

 

 

そういった考え方は多分私が小さい頃、形だけを押しつけられたことに対する反発が根っこに残っているからでしょう。

それに対して京都のおばあさんはちゃんと意味を教えてくれました。

 

こちらのブログに襖や障子の開け方と意味を書きました。

茶道は形だけではありません、動作には意味があります。

 

 

障子や襖は3手で開けます。

 

 

茶道では襖を開けるのに3回も手をかけ替えて開けます。

「こんなめんどくさいことするの?」とお茶の先生の所では思いました。

家へ帰るとおばあさんは「今日は何を習ってきたの?」と聞いて、その意味を教えてくれました。

 

三手で開けると所作が綺麗なこと、

 

体を無理にねじったりしないで開けられる合理的な動きであること、

 

少しずつ開くことによって、中にいる人たちにもうすぐ部屋に入ってくるよと予告する意味もあるのです。

 

いわゆる外国と言う「ドアノック」ですね。

 

 

「品格の教科書」では、

「それぞれの形や所作には歴史的な意味や理由がある」ということをテーマにしました。

 

形と現れている形と心の関係は氷山のようなものだと思っています。

 

氷山のでている部分は5パーセント、水の下に見えないけど心や気遣いがあります。それの表れが形なのです。

 

 

形が心の表れで、心があるからこそ形となって現れてくる、

 

反対に、形から「何故こんなことをしたのだろう」と察します。

 

 

その循環が「幸せの循環」だと思っています。

続く

 

 

第45回 京裳苑

 

■ とき   6月4日(土)5日(日)6日(月)

■ 場所   京都・平安神宮前 みやこメッセ

■ 主催   (株)山本呉服店

 

*山本呉服店のお客様、特別ご招待の方のみとなります。

見てみたいと思われる方はお問合わせからメッセージを入れてください。

 

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「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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