天皇陛下の立ち位置とお内裏さまの並べ方☆日本文化の歴史と深い意味を知る2
一番上段のお内裏さま「男女の並びが左右どちらだったかな?」と悩みませんか?
結論から言えば、どちらもあります。
一般的に、関西は向かって右側が男性、関東では左側で逆になっています。岐阜など東海地方はどちらの文化も混じり合っている地域なので両方あります。だんだん関東式が増えているような気もします。
言わずと知れた「男びな」は天皇陛下、「女びな」は皇后陛下です。
御所で座られる時は太陽の方、南向きです。
陽は東「左手」から登り、西「右手」へ沈みます。そこで「左手が上位」となるのです。
あくまでも「天皇陛下から見て」ですよ、下々から見てではないので勘違いされませんように。
こちらも見てくださいね。
着物は左右どちらが上か迷いますか?☆日本文化は何でも「左が上位」の理由
「左大臣」と「右大臣」では左大臣の方が上位
同じ理由で「東の横綱」と「西の横綱」では東の横綱の方が上位、
「彼は右腕だ」というのは左の方が上位ですよね。
関東のお雛が向かって左側になったのは明治以降、天皇さまが東京へ移り西洋化が進んだことにあります。
西洋ではレディーファーストであり、「raight」右という言葉が「正しい」という意味で使われることにも表れています。もしもの時、男性が右手に剣を持ち左手で女性をかばうためという説もあります。
大正天皇がそれに倣って公式の場所で反対の席に位置されました。そして昭和天皇の即位式ではそれを踏襲されました。即位式はそれまで公開されることはなく、初めて新聞に掲載されて以降 東京の雛人形組合がそれまでとは逆の並びにすることを決めたそうです。
日本文化の長い歴史に裏打ちされた行事には、深い意味と変化してきた意義があります。
あなたはどちらを採用しますか?
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