「お内裏さま」と「お雛さま」って誰?チコちゃんに叱られました☆日本文化の歴史と深い意味を知る1
日本文化であそぼ
「子供が大きくなったら家では飾らなくなっちゃったけど、お雛様っていいわね~、」
立春が過ぎると山本呉服店では毎年店にお雛様を飾ります。女性のお客様が多いこともあって、飾ると店がパッと明るくなって喜ばれます。と言っても真実を暴露すると、ここ10年余り私は飾ったことがありません。主人が飾って片付けてくれています。感謝です!
ところで「お雛様って誰?」「お内裏様って誰のことを指すの?」
NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」で今まで思っていたことが間違っていたことに気づきました。「チコちゃん、、」の学術的に掘り下げた見解は素晴らしくて、とってもいい番組だと思うのですが、乱暴な言葉使いと5歳の女の子が年上の人を呼び捨てにする違和感で、ほとんど見ません。
ともあれ、一番上に座られている男性が「お内裏さま」女性が「お雛さま」だと、ずっと信じていました。
チコちゃんによると天皇の住まいで儀式や執務を行う宮殿である御所の内裏に住む高貴な人という意味です。
一方、お雛様はお内裏様も含めて、三人官女・五人囃子・検非違使など、全てをひっくるめたものです。
間違いの原因は戦後間もなく発表された、あの国民的童謡サトウハチロー作詞の「うれしいひなまつり」
2番の歌詞「お内裏様とお雛様二人並んですまし顔」からのようです。
チコちゃんに叱られて、私も考えを改めました(笑)
ところで一番上段のお内裏さま「男女の並びが左右どちらだったかな?」と悩みませんか?
「毎年、人形についてきたイラストを見て確かめるの。一年も経つと忘れちゃうから。」とお客様もおっしゃっていました。
つづく
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