「品格の教科書」「耐える」「忍ぶ」は力を貯めることです
品格の教科書
「痛い、痛いーー」待合室まで響き渡る泣き声!
「品格の教科書」出版一周年記念パーティーの翌日、夕方から奥歯が痛くなって歯医者に駆け込みました。歯ばかりは市販薬では治らず、痛いことをされても歯医者さんにお願いするしかないのです。
やかましいと言うより、私も痛いから他人事ではありません(笑)
歯医者の診察室から出てきたのは2歳位の女の子でした。
お母さんが「痛かったね、痛かったね」ずっと言い続けています。
女の子は待合室でも「痛い」「痛い」と泣き続けています。
いい加減にすれば良いのに!!
女の子に対してではありません。お母さんに対してです。
同情ばかりしていたら女の子は親に甘えられると思い泣き止むはずはありません。
「よくがんばったね」って言ってあげればいいのに!
痛くても治療しなければ治らないのですから、子供が頑張るしかないのです。
いつまでも子供の気持ちに寄り添っている場合じゃないでしょう。
今は「耐える」とか「我慢する」とかと言う言葉は死語になっています。
でも、先日のサッカーのワールドカップで活躍した選手たちはどれほど厳しい練習に耐えしんどくても我慢して練習を積み重ねてきたことでしょう。見えない努力が賞賛されています。。
痛くても耐えて頑張れる子、自分の夢に向かって耐えられる子に育てるには、親が子供の頑張りを承認してあげることこそが最も必要でしょう。
いつまでも泣き叫ぶ子供を見て、親の言葉ひとつがとても子供の成長を変えてしまうなあと考えていました。
とりあえずの歯の治療が終わり、歯医者さんを出るときに
「よく頑張ったね」自分を褒めてあげました。
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