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「秋の七草」って知ってますか?☆身近な自然に目を向けるのも心豊かな時間ですね。

歳時記

台風の大雨が去ったら途端に秋がやって来ました。

昼間の気温は30度以上あるものの朝晩は涼しい風が吹いています。

虫も大合唱です(^^)

ところで「秋の七草」って知っていますか?

「秋の七草」の柄は夏の着物や帯に良く用いられます。

秋の涼しさを連想させるからでしょうね(^^)

9月の月初、京都の街を歩いていたら

花屋さんの店頭にススキと萩の苗が売っていました。

斑入りのススキ ¥2400

萩 ¥1500

エーーーー!  ビックリ!

うちの近くならこんなの道端に自然に生えてる

所変われば価値も違うのね、と呆れてしまいました。

明日、明後日は「池田店30周年」のお祭り。

花屋さんでお金を出せば

お行儀が良くて水揚げもちゃんとしてある豪華なお花がすぐに手に入るんだけど

まだまだ自然に溢れている素晴らしい所に住んでいるのに

買ってきたお花で「おもてなし」する気にはなれません!

カンカンと照りつける青空に負けそうでしたが、山へ行って花を切ってきました。

ススキが青空に向かって涼しげに揺れています。

その後ろの木にツルで巻いているのが葛

なかなか豪華な花が咲きます。

この根っこから「くず餅」が作られるんですね。

絶滅が危ぶまれている「ふじばかま」です。

保存会まであるそうです。

萩もいっぱい有りましたが

水が上がらずお花にいけると外ほど色がくすんでしまうのでパス。

「なでしこ」は8月に河原にいっぱい咲いていましたがもう遅いようです。

「オミナエシ」と「桔梗」だけありませんでした。

店の入り口に活けました。

暑くても自然は確実に秋へ向かっています。

忙しい毎日の中でもちょっと見近な野や山の自然に目を向けるというのも良いですね。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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