今日を丁寧に生きるには「行き当たりバッチリ」も良し

由紀子の日々

「今日中にあれもしなくちゃ」「これも忘れちゃだめ」

忘れ物がないように明日からの出張に忘れ物がないように、お客様の必要なものを取り揃え、滞りがないようにバタバタしていました。

 

 

突然、時ならぬ雪がばーっと降ってきてびっくり!

昨日まで青空で暖かくなったと思ったのに・・・

 

 

当地方では、3月10日までは冬用タイヤを変えられません。

シーズン最後の雪が降ります。

 

 

「来シーズンまでこの雪はもう見られないんだなぁ」

と思うと、大雪に足止めを食ったにもかかわらずこの雪景色が愛おしくなります。

 

今日と言う日はもう来ないんだな〜

 

かけがいのない時間に思えました。

 

今日は、明日のためにある日じゃないんですね

 

早朝にここから偉いお坊さんが現れ、列になって講堂へ入られました。こんな場面にはめったに会えません。珍しい雪景色に赤い和傘が美しくて感動!

 

「行き当たりバッチリ」

 

心友の西美津江さんがいつも言います。

 

「行き当たりばったり」で、たまたま出会ったのも良し!

その偶然も「良かったね」「面白かったね」と楽しんでしまいます。

 

 

「先のことをうまくやろう」と思うばかりでは、今がおざなりになっていってしまいます。

今日をないがしろにすれば、明日もまた明後日の準備のために費やしてしまうのでしょう。

 

 

結局、いつも追っかけごっこの日々になって、満足する日はなくなります。

 

 

先のことを心配して思い悩んでいたら、実際には大したことじゃなかったと言うことも往々にしてあります。

 

「取り越し苦労」です。

 

「行き当たりバッチリ」と開き直ることは

その日、その瞬間を大切に過ごすことでしょう。

 

 

雪が止んで雲の間から天使の道が差して来ました。

今日もありがとう!

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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