八十八夜が過ぎて新茶がお店に並ぶ季節です☆美味しい水出し茶
「新茶を送ってくださったわ、新茶はいい香りがするね」季節の便りが届くって嬉しいですね。ありがとうございます。一番茶は香りも旨みも多く美味しいだけでなく、カテキンや似たみんなどもたっぷり含まれています。美容にもいいですよ。
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実は岐阜のこの辺りも「いび茶」が名産で、お茶の生産地です。お客様もお茶農家さんがあります。一番茶の頃はとても忙しく天気予報とにらめっこです。この時期、雨が降らない限り休みになることはなく、本当に大変な作業です。今頃は一番茶の摘み取りが終わった頃です。
生産地であってもお茶屋さんがそれぞれにブレンドして出すものなので、揖斐茶は「静岡茶」や「宇治茶」として名前を変えて売られる場合がほとんどです。
「茶摘み」の歌で有名な八十八夜は二十四節季の一つで立春から数えて88日目に当たる日です。閏年の今年は5月1日でした。八十八夜はお茶の新芽を摘む「茶摘み」の季節です。ほとんどは機械で刈りますが、高級な茶葉は柔らかい新芽の先だけ3葉だけを手で摘みます。
また、種まきや田植えなど農作業が行われる目安になっています。
新茶に熱いお湯を注いだのでは香りが飛んでしまい、味の深みもなくただ黄色いだけの液体になってしまします。
[煎茶の美味しい淹れ方]
1、沸かしたお湯は急須に注ぎ、冷まします。同時に急須を温めます。
2、そのお湯を人数分のお茶碗に移してさらに冷まします。
3、急須に人数分の茶葉を入れて、お茶碗でさましたお湯を注ぎます。
4、茶葉がゆっくり広がるまで2分ほど待ちます。その間急須を揺らしたりすると雑味が出るので触らないようにします。
5、始めは少しづつ注ぎ、また順番に戻って濃淡が一定になるようにします。
6、最後の一滴まで絞り出します。紅茶でいう「ファーストフラッシュ」最後の一滴に旨みが凝縮されています。きっちり絞り切っておかないと葉っぱの酸化が進みますし、2煎目がおいしくなくなります。
7、2煎目の抽出時間は葉が開いているので、短くて大丈夫です。
常識として知っていても毎回味が変わってしまうので、私は煎茶を入れるのは苦手意識があります。
そこで失敗しない水出しのお茶を作っておくことにしています。
[水出し茶の入れ方]
1リットルのお水に対して茶葉を10~15グラム入れて3時間以上浸しておくだけです。
失敗せず、均等に甘くて深い味わいのお茶になります。茶葉も一回一回捨てなくていいですしに。私は温かいお茶が飲みたい時はこれを温めて飲みます(邪道かもしれませんが)
お客様が高台寺で煎茶を習っていらっしゃいます。とても素敵な場所で毎月行われている煎茶道にとても興味があって連れて行っていただくようお願いしています。この状況で先送りになってしまいとても残念ですが、きっとリベンジできるのを楽しみにしています。
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