京都、タクシー事情☆乗る時、私の選び方1

京都さんぽ

「吉田山荘さんまでお願いします」14日にお願いしてある着物イベントの打ち合わせに行くためにタクシーに乗りました。「すいません、どのあたりでしょうか?」運転席の背もたれに「新人ですのでよろしくお願いします。」と表示してあります。

「平安神宮の北あたりですけど、電話番号を言いましょうか?」「お願いします」慌てて携帯を取り出し電話番号を告げました。

ナビは便利なのですが、大渋滞して動かない四条通りへ突っ込もうとされて「ごめんなさい、烏丸通を曲がってください」とお願いしました。

その後もハラハラ、道を曲がり間違われないかとずっと気にしながら乗っていました。

 

鴨川の紅葉が青空に映えて綺麗です。

 

タクシー会社によって車体の天井にマークが付いています。その電気が付いていれば空車、付いていなければ乗車中または回送中の車です。

 

道を流しているタクシーが多いので、大抵は道で手をあげれば拾えます。ただ、朝と夕方は運転手さんの交代時間にあたるため、走っている車の数が少なくなります。雨が降り出すと極端に乗車中が増えます。

道に停まっている客待ちの車には乗りません。高かったり、怖かったりすることが何度かあったからです。反対に、ホテルの前に待っている車は安全で気持ちよく乗れます。が、必要以上に高い場合もあります。

 

 

京都のタクシーは初乗りが400円代から600円代といろいろあって、一般的に遠くまで乗る場合は初乗りが高いタクシーの方が支払う時は安いです。

例えば、ハートのマークのMKタクシーなら初乗りは610円(2キロまで)ですが四条から吉田山荘まで約1600円です。一番多いクローバーのマークでエンジの車、ヤサカタクシーだと初乗りは460円(1.2キロまで)ですが支払いは2100円でした。初乗りはヤサカタクシーは安いのですが、メーターの上がり方が素早くてハラハラします(笑)

 

朝夕の時間や街から離れたところでは、タクシー会社に配車をお願いした方が確実です。お迎え料金を取る会社がコロナから増えました。

Mkタクシーはお迎え料金は取られません。着物を着ていると1割引になるので私はよく利用します。短い距離だと高い時もあります。新人さんが多いので一般のお家を探したり難しいところは向かないかもしれません。

 

タクシーの助手席には運転手さんの顔入り名札が必ず表示されています。そこの番号を覚えておくと実は便利です。タクシー会社関係なしに陸運局から運転手さんが通番で登録されています。忘れものをした時もすぐ分かりました。

わざわざ遠回りされて何回か嫌な思いをしたことがあるので、あるタクシー会社には絶対乗りません。そんな時は何番の〇〇さんですね、と言うと慌てて遠回りした分を慌てて引いてくださいました。それも運転手さんに教えていただきました。

 

ところで新人さんのタクシーは行きたいところまで乗せてもらう移動手段でした。それに比べて帰りに乗った運転手さんはプロだと思いました。乗っている間にいろいろな情報をいただいて、料金は高かったけど良かったなと思えました。

そのお話はつづく

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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