タンスの整理、どうしたらいいの☆きものがたり7
タンスに眠っている着物を仕分けするポイントは「ときめくもの」と「ときめかないもの」に分けることです。
・着てみたい着物
・いずれは着せたい着物 (例えば振袖など)
・思い出の着物・・・
「この着物は結婚前にお母さんと選んだ着物だわ」着物は選んだ時、買った時の経緯までしっかり覚えているものです。思い出があるものは他の人がどう思おうとその方にとってはかけがえの無いものです。
「ときめくもの」は写真を撮っておきましょう。
帯も同じように写真を撮っておきます。
写真を撮っておくと先々でも思い出せるので便利です。
「ときめく」大切な着物はタンスの上の方に入れます。下の方は湿気がたまりやすいからです。
「ときめかないもの」はどなたかに差し上げるか処分するか、そのまま片付ける場合でもタンスの下の方に入れます。
乾燥剤を必ず入れます。
山本呉服店ではシート状のものをお勧めしています。
着物の文庫と同じ大きさがあるので、その上に広げておきます。
チェックボックスが付いているので色が変わったら直射日光に当てて乾かし、繰り返し使えます。
防虫剤も着物用の樟脳を少し入れます。
よろしければ、撮った写真はお問い合わせへお送りください。
* その着物がどのような場で着られるか。
* どの帯と合わせればいいか。
* 汚れは取り除けそうか。
* 他の何かにリフォームできるか。
などなど、ある程度のことは写真でも具体的にお応えできると思います。
ある時、おばあさまの古い着物をお持ちになった方がありました。
濃い茶色に深い赤の椿の柄がとても素敵でした。おばあさまの思い出と共に、どうにかして着たいと言われました。
しかし着丈も短く、縫込みもないので伸ばせません。どう見ても生地がペラペラで薄く着物には適しません。
そこで長襦袢に仕立て変えました。
長襦袢であれば長さも短くていいですし、着物ほど良い生地でなくてもいいです。大島紬や小紋の着物の色に合わせて着られると、着物の色柄が袖から見えてとてもオシャレで気に入って頂けました。
「おばあさあんといつも一緒に居られるわ」ととても喜んでいただけました。
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