突然ですが本日仮オープンします☆当分「仮オープン」のままな理由?
「京都のお店、いつオープンするの?」とよく聞かれますが、私の中で「今日からオープンします!」と高らかに宣言する感覚は不思議とありませんでした。
今でさえ・・・
「仮オープン」には幾つかの理由があります。
一つにはいつオープンするとか目標も何もないまま「あれよあれよと運ばれてここまで来れた」というのが実感なんです。去年の年末までは本当に京都にお店を作るのがこんなに早く実現すると思っていなかったので通常通り山本呉服店にいて代わりの人がいること前提で色々な予定をいっぱい入れてしまっていました。例えば7月17日祇園祭の巡行の日に友人とのセミナーを入れていてお休みしますが、まあそれでいいかという感覚です。当分は私一人でやるので代わりがありません。余りギスギス考えないでゆったりとやっていきたいと思っています。
二つ目には何とか大体の形はできたものの未だこれからです。
実は5月中にリフォームをが終えていただき、昨日家具が入って一応の形はできました。リフォームを全面的にお願いしたマイリッシュデザインの中山明季子さんが素敵な空間を創ってくださって感謝しています。(そのプロセスは後日ブログに書きますので読んでくださったら嬉しいのです)でも看板もまだこれからですし湯のみも急須もありません。買ってこればすぐにでも揃いますが思いがあるもの、ストーリーが語れるもので埋めていきたいのです。「これはね~」って手前味噌みたいなこだわりやちっちゃな思い出でも話題にできるものだけを置きたいと思っています。
三つ目には岐阜の山本呉服店での仕事を全面的に離れることがまだできません。着物の着方教室(やきいも部活)とワークショップ着物塾は土日に担当していたり、着物の柄あわせして裁断する大切な仕事もあります。お客様がたくさんお店に来て頂けて特に土日は人手が足りません。なのでいますぐ京都へ来てしまうことは無理なんです。
こんな勝手な思い入れがあって仮オープンのまま半年なんてことがあり得ると他人事のように考えています。その間に友達、知り合い、フェイスブックで繋がっていてくださる方、そのまたお友達などに気軽に来ていただいてこの場を体感していただければいいなと思っています。そして「こんなことができたらいいのに」「こんなことしてよ」というご意見やご要望をお聞きしたいと思っています。私の思いもありますが、それ以上に皆さんが居心地よくてまた来たいと思える場、なんか面白そう楽しいと思えるところにしていきたいので方向性を柔軟に決める機関としても焦らず皆様と一緒に作り上げていきたいと思っています。
具体的にはこのホームページの「由紀子の町家の行き方」の地図の横にカレンダーがあります。それに私が京都にいる日を表示しておきますので近くへいらっしゃるご予定と合えばちょっと寄ってみてください。なんといっても当分は一人なのでホームページの「問合せ」かフェイスブックでお友達の方はメッセンジャーでご予定を教えていただけるととても助かります。
そうそう、まだ電話も未だ無くてこれから準備します。
カレンダーに予定を入れる方法も勉強しなければいけない私です(苦笑)
それも含めて「仮オープン」と理解していただいて暖かく見守ってくださったら嬉しいです。
さあ、今日は第一号のお客様をお迎えします。勉強会でご一緒させていただいている愛知県豊川市のキングラン東海さんが社員旅行で来てくださいます。夜は原田さんはじめ一部の社員さんがこの町家で二次会です。
ん?呉服屋で飲み会?・・・ちょっと企んでいます。そのご報告はまた後日しますね。
本日、仮オープンします。
これから いっぱい良い出会いがありそうな予感にワクワクしています!
さあ、いよいよ冒険の旅に出発します!
このブログを読んでいてくださる方も心の中でいっしょにワクワクしてくださったら嬉しいです。
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