繋がった不思議なご縁
「この本は面白いから」と、こんぶさんが私に勧めてくださった本は「自炊男子」
どう考えても私には関係なさそうなタイトルです。
なぜこの本?
こんぶさんは兵庫県伊丹市の「ブックランドフレンズ」さんという個性的な経営で有名な本屋さんの店長さんです。
ワクワク系マーケティング実践会での心友のコンサルタント「トナックブーケ」の中島敏江さんが開いてくださった講演会へ聞きにきてくださったジブラルタル生命の田村さんが伊丹のブックランドフレンズさんで講演会を開いてくださったのです。
いろいろなご縁が繋がって、その本屋さんの店長さん「こんぶさん」と知り合えたのです。
「本を読みたいけど何を選んだらいいかわからない」ってことありませんか?
面白くない本を買ってしまうなら「ベストセラーになっている本を選べばまちがい無い」くらいしか自分では選べないのです。
指名買いならAmazonでいいのです。めんどくさくないし、夜中でもポチッとすればいいですから。
ついつい本屋さんから遠ざかってしまいます。
本屋さんの楽しみは「出会い」これもご縁です。
たまたま本屋さんで手に取った本が面白かったら最高です!
「本を読み終わると感想をくれるんですよ」
こんぶさんがその人に合わせて選んでくださる本には定評があります。
「なにか小説で面白いもの、私が読んでためになる本を薦めてください」
早めに行って、私もこんぶさんに本を選んでもらおうと思っていたのに、その時間がなく帰ってきてしまいました。
せっかく行ったのに・・・残念!!!
ご縁が繋がるときは 繋がるものです。
講演会流れで、来てくださった方全員がそのまま懇親会に居酒屋へ移動。
話が弾んであっという間に時間が過ぎていきました。
「残念だけど、もう帰らないと最終がなくなるんで」
11時を過ぎて名残惜しそうに一人の男性が席を立たれました。
それを機に私たちも最終の電車を調べたら、なんと4分後に乗らないと京都へ帰れないことが判明!
慌てて玄関で傘を持って、JR伊丹駅まで友達と着物で走りました。
ふ〜〜、間に合った。
ドシンと電車に腰を下ろして、ため息をつき、よく見ると・・・・
なんと、私が慌てて持ってきた折り畳み傘は他の人のものでした。
「傘を間違える人の気持ちが知れないわ!」
なんて思っていた自分がやらかしてしまったのです。
どうしよう〜〜〜
その時の私の傘はブックランドさんが預かってくださっていて、また伊丹へ行くこととなったのでした。
「これにしてください」迷わず手に取って渡された本。
後から思えば、その人がどんな人で、何を求めているのか、細かくリサーチしなければ何を進めていいかわからないのです。
会ってすぐ選ぶなんて無理!
講演会で私の話を聞いてくださったからこそ、今回はすぐにこの本と思われたのです。
私がお客様の着物を選ばせていただく時も同じです。
ただ「似合えば良い」というものではありません。
どんな場所へ、
どのような立場で着て行かれるのか、
どんな時に着られることが多いのか、
その着物を着た時にどのように見られたいのか、
どんな自分のイメージを大切にしたいのか、
先にカウンセリングしてからしか選べません。
本も着物も同じなんですね。
あのこんぶさんが勧めてくださったのだから、面白いに違いない!読みたい気持ちを我慢していました。
続く
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