「いただきます」「ごちそうさま」もう一つの大切な意味☆本は尊敬する友だち1

品格の教科書

「いただきます」「ごちそうさま」のもう一つの意味はそういうことだったのか!

 

本が教えてくれた意味に感動しました。

 

 

あのこんぶさんが勧めてくださった本だから、面白いに違いない!

「読み始めたら睡眠不足になるだろう」

と、読みたい気持ちを1ヶ月も封印して、ようやく読み始めた「自炊男子」

 

 

ほんの少しだけ読んでもう感動!

 

 

「いただきます」「ごちそうさま」の意味の一つは「食材の命をいただく」ということです。

動物だけでなく、植物にも命があるからこそ小さな種から芽を出し、葉っぱや実を私たちはいただけるのです。

収穫せずにそのまま置いておけばもっと大きくなって子孫を残そうとする命を途中でいただくのですから。

事実、採れたての野菜は私たちに元気をくれます。

 

 

もう一つの意味は、作ってくれた人の命をいただくというのです。

命とは時間です。

 

ある人が80歳で亡くなったとしましょう。と言う事は、80年間と言う時間がその人の命だと言うことです。今朝、お母さんは30分かけて朝ごはんをつくりました。夕食、1時間かけて夕ご飯をつくります。

そのご飯にはお母さんの30分、1時間分の命が込められているのです。

(中略)食べ物を粗末にする事は、作ってくれた人の命を粗末にすることです。

「自炊男子」より

 

 

「いただきます」「ごちそうさま」ってマナーとか礼儀とかではありません。

むしろ、そういう気持ちを表す為にある所作、行動なのです。

 

 

所作や作法は、先人の経験や知恵によって培われた最善の方法です。

「品格の教科書」P10より

その考え方は私が周りから教えられたのと同じでした。

 

 

自炊男子は素晴らしい本です。

ネタバレになるのでこれだけでやめますが、(私もまだ読み終わっていません)

自炊が上手くなった学生の話だけに流されず、

素敵な言葉や考え方のプレゼントとして受け取りたいと思います。

 

 

ステキな本を紹介してくださった「ブックランドフレンズ」の「こんぶさん」こと河田秀人さんに感謝です。

 

 

お店でも、遠くて行けない方でもピッタリな本を選んでくださいます。

誰かにメッセージを伝える本を選んでもらうのもいいかも。

 

 

本は「尊敬する友だち」ですね。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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