揖斐川ワンダーピクニックは昼夜ともに大盛況☆竹灯りに感動!新しい出会いに感謝!!

由紀子の日々

「やべ~、三輪神社やべ~~」「カメラ持って来ればよかったー」

あちこちから声が聞こえてきました。

 

今日は東海地方でも最大級のフェス「揖斐川ワンダーピクニック」でした。毎年期待を超える何かが起こる「ワンピク」は4回目の今年も進化していました。

 

 

もともと地元の音楽好きの仲間が公園などで「夏フェス」と呼んでバンドの発表会をしていたのが始まりです。それが三輪神社へ会場を移してからは他所から有名なアーティスト(今年はCharaさんはじめ6人)を呼んで三輪神社の裏山でコンサートをし、揖斐の街にはクラフト市が立ち並ぶ一大イベントに成長しました。出店するお店のレベルも高く良いものが売られているので人気でがあります。銀行のATMの前には長蛇の列ができます。

 

毎年、新しいイベントが追加されるので目が離せません。私たちもとても楽しみにし、微力ながら協力させていただいています。

小さなお子さん連れの方が多いので毎年授乳や休憩場所として使っていただいています。

ママたちに少しでも着物を身近に感じていただけたらいいな〜と店頭も変えました。

 

今日も早朝、三輪神社へお参りに行ったら風景が一変していました。規則的に穴が開けられたたくさんの竹が立ち並びお拝殿の周り一帯が竹のオブジェで美しく埋め尽くされていました。

そのままでも美しかったのですが「きっとココに灯りが灯るんだろうな」と期待が持てました。

 

三輪神社の裏には竹林があります。そして写真家「高間新治」さんは偉大な写真家、土門拳から「竹屋の高間」と名付けられたほど竹を撮り続けた方でした。学校の写真が高間新治さんに撮ってもらえたのは今も誇りです。

 

いつもなら夕方には終わっているのですが、夜に三輪神社へ行ってみてびっくり!すごい人です。灯りがともった竹は不思議な美しさでお拝殿を包んでいました。素敵な光景に見とれている人たちはうっとりして立ち去りません。

 

 

せっかくなので顔出しで写真を撮ろうとしたら、そこで出会ったのがこの演出を手掛けた川渕皓平さんでした。

 

「これも僕が作ったんです。一緒に写真を撮りましょうか」と言ってくださってピース!

 

ピースポートに乗って世界を見たことから竹の魅力に気づき、21歳から竹を切って灯りを並べることから始めたそうです。13年間の間には伊勢志摩サミットや伊勢神宮内宮・外宮奉納、橿原神宮の式祭などの演出を手掛ける実力派でした。

 

 

「これからも毎週どこかでイベントが入っているんです。冬場にはじっくり新しいデザインを作りこむんだそうです。「家庭に置く照明などもそんな時に作ってデパートやインテリアショップに置いてもらっているんです」

 

 

「三輪神社のイベントはどこにもない雰囲気ですね。小さい子供さんを連れて家族で来る人が多くてなんて素敵なんだろうと思いました。人が優しくて穏やかでここでやらせてもらえて本当に良かったです。」

そう言ってくださって地元民としてはとても嬉しかったです。今日も素敵な出会いに感謝です!

 

話していて私も彼の人懐こい笑顔に魅了されました。三輪神社の神様がお引き合わせくださったような気がしてなんだかとても嬉しくてワクワクしながら帰ってきました。いつか彼と一緒に何かできたらいいな~♫

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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