還暦記念のフォトセッションで着物の着付け☆そこで受け取った宝物

昨日は京都室町サロンで友人、りーちゃん(工藤友里さん)の還暦祝いのフォトセッションをしました。
洋服2枚と着物です。
りーちゃんはバッグ・財布のデザイナーであり、自社オリジナルデザインバッグブランド「イントロダクション」を経営していらっしぃます。デザイナーとしての感性が素晴らしいだけでなく、最も尊敬する経営者でもあります。精力的に活動されているりーちゃんにいつも感心するばかりです。
友人のみっちゃん(西美津江さん)がヘアメイク、写真撮影も担当。
そんなりーちゃんがフォトセッションの模様をFacebookに投稿してくださいました。
感じられたままなので、そのまま掲載させていただきます。
今日は1日会社お休みして、京都へ。
友人だからではなく、
イチ押しのプロがたまたま友人だっただけ。
前々からお願いしていて楽しみにしていた日。
還暦の記念に、どうしても、
岐阜在住の山本 由紀子ゆっこさんセレクトの着物をゆっこさんに着付けしてもらい、
埼玉在住のMitsue Sasaki NIshiみっちゃんにメイクとセットして、
かつ、写真を撮って欲しかったのです。
ゆっこさんの山本呉服店の京都サロンへ。
https://www.yamamoto-gofukuten.com/
ゆっこさんの品格が好きで、
みっちゃんの感性が好き。
そして2人は古くから、
人の内面を引き出し美しくしたい!と志しが同じで
仲良しさん。
着物と美容、
お2人共、プロ中のプロ。
いちいち話しに惹きつけられます。
みっちゃん曰く
*和服は直線なので、メイクは洋服よりラインをはっきり引かないと、顔がボケるらしい。
逆かと思ってた。
和服の方がラインしっかりメイクしないとなのね。
(中略)
ゆっこさん曰く
*和服は苦しいと思っている人が多いけれども、締め付けるから苦しいし崩れる。
大学生になるまで、10年くらい、
琴と三味線を習っていて、毎年発表会には、
着付けの先生だった母が着付けてくれていた。
母も着付けが上手く、
大学の卒業式や成人式では、私の友人達にも着付けていた。
その後、20代の頃は友人の結婚式などで、
ホテルなどで色々着付けてもらって来ましたが、
とっても窮屈で苦しかった。
ゆっこさんの着付けは苦しくないとかいうレベルではなく、全然!格が違う。
ゆっこさんの着付けは、
豊かで優しく、温かい。
その結果として、苦しくなくて着心地よく、歩いても、食事をいただいても、楽ちん。
技術として上手いのはもちろん、
表面的なテクニックだけでなく、着物を通して人に伝えたい哲学、美意識、精神性を、
決して押し付けがましい訳ではなく、
遠赤外線のような周波数で、身体の芯まで温め解してくれる。
うーん、これは体感しないとわからないだろうな。
洋服では決して感じれない、日本人の脈々と引き継がれてきた精神性を甦らせて貰える感覚。
身体の真ん中に重心が集まり、手先、足先に神経が行き届く感覚。
これを体感すると、
着付けを習いたい人は、
着付けを習いたいではなく、
ゆっこさんから着付けを習いたくなるはず。
ゆっこさん曰く
*自分で売った着物は、自分で着付けしたい。
着付ける人で全く違う着物になるから。
うーん、
リスペクトする友人達が、丸一日、
私の為に、自分の専門分野で本気で関わってくれた関係性が、何より何より嬉しい記念になりました。
私もまたここから、
自分の仕事を通して何が人に貢献していけるのか、
深く考え、前に進んでいきたいなと、
改めて強く思いました。
ゆっこさん、みっちゃん、
豊かな一日を、ありがとう!

3人で着物でランチはやはり会席料理で。「和ごころ 泉」さん
とにかく着物を着てみて欲しい!
私のこの着付けが多くの人に届いて欲しい、
着物が決して苦しいものではなく、着付方が間違っているのだと言うことを、
そして着物を自由に着られることで自分の世界を広がるのを体感して欲しいのです。
自分は大切な唯一無二の存在であることに自信を持って生きられると確信しています。
私にとっても本当に素晴らしい1日でした。
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