弾丸!戸隠神社 奥社詣

お山に呼ばれてるような気がして、
どうしても行きたくなって、
5時間、車を飛ばして戸隠神社へ行ってきたのは8月。
戸隠神社は2000年の歴史があり、長野市の北の山の中に5社、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社ある。
天照大神が乱暴なスサノオノミコトに怒り洞窟に閉じこもり闇世になってしまった神話で、閉じていた岩を二度と閉まらないように遠くへ放り投げたのが戸隠山になったと言われている。
このゴツゴツした山のすぐ麓にあるのが奥社なのだ。
奥社までは歩かないといけない。
片道2キロ、往復で4キロの道のり。

ブナやモミジ、ミズナラなど落葉樹の間からさす木漏れ日が気持ちいい
初めはブナや白樺、紅葉樹の森、
中間に瑞神門があって、そこからは立派な杉並木、

ここまで来ると半分?瑞神門
最後は階段を登る、

江戸時代に植えられた杉は400年守られているとか
長野市近郊は35度、戸隠や前尾上に連れて気温はどんどん下がり25度
なんて快適なんだ〜〜!!
神様に呼ばれただけあって順調な道のり、
駐車場も1番近いところが目の前で空いて
“どうぞお止めください”
小さなことで感謝できる。

緑の中にピンクの花がかわいい

白い可憐な花があちこちで咲いてる

リス? 誰かが食べた。

見上げると胡桃(くるみ)の実がいっぱい

ササリンドウが華やかに見える
慌てずに行こう、道のりも楽しもう。
そんな気持ちで歩くのも初めてかもしれない。
今までは目標に向かって何分で行って帰ってこられるかばかり競っていた。
今日は心持ちが違うな〜〜、

さすがに洋服で(笑)
ちょっと汗ばむと、涼しい風が体を包む、
気持ちいい〜〜〜
最後の急階段に差し掛かった。
「行きたい!」と目標させ定めれば、一歩づつ歩き続ければ必ずたどり付ける。
後ろから来た人に追い越されようと構わない、
「お先にどうぞ、私は自分のペースで歩くだけ。
ゴールを間違えない、ぶらさない、ことだなぁ
意外と軽い足取りで奥社へ着いて見上げると、そこには戸隠山の頂が間近に拝める。
ああ、来れたんだな〜〜、
奥社、九頭竜社に
ここまで自分の足で来れた幸せを感謝し、お参り。
そして 社務所へ
戸隠神社では数え年を告げて神官さんが裏で祝詞をあげて、1人1人におみくじを引いてくださる。
半分は、これが目的!
「品格の教科書」の出版が決まった頃は年5回も来たことも。
「必ず思うようになるから焦るな。時を待て」と言う言葉ばかり。
いつまで待てばいいのか?
神様に文句を言うなんて、罰当たり!
なのに、戸隠の神様は元リッツカールトン、あの超高級ホテルを日本で初めて作った高野登さんに繋いでくださった。高野登さんは戸隠村の出身だったのだ。そのご縁にゾッとした。
今日のおみくじは80番、これ以上ない最高の内容だった。
待て!と言われたのは今日のことだったのか!
今は「自分が十分幸せ」と感謝している。
「ようやく分かったか!」私がそんな心持ちになるのを神様は待っていらっしゃったのだろう。
「願い事かなはずといふ事なし、善種を蒔き置きて豊年を見るが如し、萬事吉兆」
最高のおみくじを手にした。
何を叶えるのか? 無駄にしたくないな〜〜
ある覚悟を胸に、帰りの道をまたゆっくりと歩いた。
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