演じている様に見えない樹木希林さんの演技こそ「日々之好日」☆日々を大切に感謝して生きる。

由紀子の日々

「じんわり、いい映画だったなあ~」

黒木華さん主演の「日々之好日」だけはどうしても見たくて上映日を見てみたら15日まで。15日は予定が入っていたので14日に行くしかない!仕事を途中で切っても見に行きました。映画嫌いな私にはありえない行動でした。樹木希林さんの遺作としても注目を集めたのでしょうけど、日々の心の有り様が淡々と描かれていて見に行ってよかったです。

あちこち見てみましたがどこも15日で上映は終わってしまったようです。

 

お茶を習っていた時に「日々之好日」のお軸はとても馴染みのあるものでした。「どんなことがあっても思いようで毎日それぞれがいい日」「日常が変わりなく送れることに感謝せよ」という意味だと思っていました。てっきり千利休さんの言葉だと思っていたら禅の言葉だったんですね。もっと深い意味があるなんてものだったなんて初めて知りました。

 

 

今 私が京都でやりたいことを思う存分させてもらっているのも娘が5代目の社長を引き受けてくれたこと、社員たちが生き生きと協力して仕事をしていてくれること、お客様が親しく山本呉服店に来てくださること、そして何より家族が元気で心から支援していてくれるからこそです。

「頭で考えず手が自然に動くようになるまでやりなさい」というのは着物の着方にも言えます。きれいに着れる人の手つきは一定しています。考えなくても手が動く様になれば本物です。職人さんの世界で「習うより慣れろ」「手つきを見て盗め」と言うのと一緒で、遠回りに見えてもそれが一番早道なんですね。

 

社員たちが京都のさろんへ遊びに来てくれました🎵いつもながら賑やかでした。

日々その前提で成り立っていることです。本当に感謝しかありません。

季節の移り変わりをしっかり感じながら日々を大切に、ただ待つのでなく自分で充実した日を生きていこうと思います。

京都、源光庵の本堂には、「迷いの窓」と名付けられた角窓と「悟りの窓」と名付けられた丸窓があります。円い窓はありのままの自然な姿、清らかで偏見のない姿を教える窓といわれています。

 

 

お茶を習っているシーンで「頭で考えず手が自然に動くようになるまでやりなさい」というのは着物の着方にも言えます。きれいに着れる人の手つきは一定しています。考えなくても手が動く様になれば本物です。職人さんの世界で「習うより慣れろ」「手つきを見て盗め」と言うのと一緒で、遠回りに見えてもそれが一番早道なんですね。

*山兵、京都 着物を自分で着よう「きもの塾」募集!

 

11月21日(水)13:30〜16:00     28日(水)13:30〜16:00

 

12月2日(日)13:30〜16:00      5日(水)13:30〜16:00

19日(水)13:30〜16:00

 

最大限  3名までの個人レッスンです。

 

持ち物  自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、

着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)

1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。

その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。

会費        1回 3000円

*ご都合の良い日をお申し込みください。

上記以外でもお受けできる場合がありますので問い合わせフォームに書き込んでください。

この後も個人の進行具合に合わせてお稽古できます。

お申し込みはこちらのフォームに書き込んで送信してくださいね。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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