祖父とテレビを見た記憶☆「品格の教科書」P90みんないろいろで、みんないい。
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小さい頃から時代劇が好きでした。
「水戸黄門」に「銭形平次」「暴れん坊将軍」に「遠山の金さん」・・・
きっと祖父と一緒に見ていたからでしょう。
先日、お休みの日に夕方、テレビをつけてたら「水戸黄門」の再放送をやっていました。
全国いろいろな場所へ行ってご当地の模様が分かります。
「勧善懲悪」必ず悪は敗れ、善が勝つと言うストーリーは安心して見ていられます。
その日は昔、悪い役人と番頭がが結託してお店をつぶされた女の子が苦労して美しい娘に育ち、お殿様から見初められました。お殿様がその娘を公募の中から選んだようにするためにお茶会を開きました。
ちょうどシンデレラのパーティーのようです。
今は町一番の大きな店になった元番頭も娘をそのお茶会に出席させ奥様にさせようとして、いろいろな邪魔をします。
最後にはお茶会に参加して優しいお殿様と結婚する、
めでたし、めでたし、と言うストーリーでした。
最初からハッピーエンドなのも、そこに至るストーリーも
わかっているのに見ちゃうのですね(笑)
でも、何となく見ていても自然にいろいろなことを覚えたのだなあと思いました。
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抹茶を飲むシーンは自然に「こんなものか」と目に入ります。
近所のおばあさんに抹茶の飲み方を教えてもらうシーン、
実際にお城でのむシーンがあって茶道に触れられます。
家紋が幕や裃(かみしも)や着物に付いていて、
一家に一つ、
家によってそれぞれ違うこと、
そのデザイン性は日本ならではのカッコイイものであること、
奉行など地位の高い人はキラキラした立派な衣装を着ています。
町人もお城へ行く時は黒紋付に着替えて行きます。
役柄や場所によって着物の種類や色柄が違っていて、
着物の着方でその地位や金持ちかどうかなんてことも分かります。
お茶会の前日、娘の着物が悪人によってボロボロにされた時、
トビザルが十日町まで走って新しい着物を間に合わせるといった件がありました。
今も着物の産地である新潟県十日町は
この頃(江戸時代初期)にもう着物の産地として確立していたのだなあ、
なんて新たな発見もありました。
昔は何となく見ていただけでしたが、
知らないうちにいろいろなことを学んでいたのだなあ
と思います。
その繰り返しはきっと私の中で「当たり前のこと」になっていたのでしょう。
小さい頃はテレビは一家に一台しかありませんでした。
祖父がテレビのチャンネルの決定権を持っていたので、
見たくないものも一緒に見るしかなかったのです。
しかし、
そのおかげで自分の好みだけで選ばず、
人の好みも受け入れられたのではないか、
幅広い知識を得られたのかもしれない、
と今さらながらに思うのです。
「品格の教科書」は全国の書店さん、
またはアマゾンで手に入ります。
お久しぶりです。
我が家のテレビの決定権はどうだったかな?
昔はやっぱり父親だったかもしれません。
そんなに厳しくはなかったけど、父親はNHKが好きだったのでいつも映ってた記憶があります。
それと、映画が好きでしたね。
テレビで放映された映画を一緒に観て、父親が面白かったと言った映画はチェックしてました。
そのうち父親から面白いと言わせたくて、好きそうな映画をビデオレンタルで借りてきて、これはどう?みたいに感想を聞くのが楽しみでした。
今は父親のおかげで(笑)映画が好きでNHKばかり観てる
自分がいます。
いつのまにか繋がっていくんですね。
遅くなりましたが「品格の教科書」大変面白く読ませてもらいました。
普段の生活でも気づかない意味がたくさんあるんですね。
上手か下手かでなく、相手をどれだけ想っているかで伝わり繋がっていくものなんですね。