新潟県の「十日町きものフェスタ2019」とメーカーさんで仕入れに来ました☆雪がない十日町
「今年は雪が無いね~、いつもなら背の丈を越す雪が道の脇に積んであるのに」
数年ぶりに母と娘と一緒に新潟県の十日町市へきました。十日町は全国でも有数な着物の産地でです。振袖や訪問着を作っている染めのメーカーさんや紬を作っていらっしゃるメーカーさんなど色々あります。仕入れももちろんありますが産地の状況を見てみたいと思ってきました。
県営名古屋空港まで車で1時間ちょっと、そこからフジドリームで1時間のフライトです。新潟って高い山の向こうですが飛行機はほとんど水平飛行する間もなく着陸態勢に入ります。真っ白な雪山は本当に綺麗です!
新潟空港へ到着したのは12時だったので先にランチです。母に「何食べたい?」と聞くと「新潟へ来たらお刺身でしょ」山に囲まれた岐阜では冷凍がほとんどで新鮮な魚が食べられません。新潟は種類も多く新鮮で感動するくらい安い!本当に羨ましいです。市場の隣の「港食堂」でお刺身定食です。
レンタカーで走る事1時間半、十日町へ着きました。いつもならまだまだ雪深いのにもうありません。こんなことは初めてです。
4月の第2週は十日町のメーカーさんが揃って道の駅併設のクロステンで自慢の作品を展示し、人気投票が行われます。一般の方も入れるのですが今日はほとんど出会いませんでした。以前とは違う状況を感じました。取材の方に写真を撮っていいですかと聞かれ取材を受けました。コメントのしようがなくて、、
すぐ隣の会場では紬のメーカーさんたちが合同のブースで展示されていたので見てきました。
十日町は絣で柄を作る技術が優れていました。紬の制作は織る前に糸を染めて織った後に柄になるように計算せねばならず、難易度が高いです。糸を染める絣職人さんがもう居なくなったと聞いて危機感を感じていました。
かわいい絵絣の紬があるのを見て安心しました。「絣をまだやれる職人さんがいらっしゃるんですね~」と聞くと
「(そのメーカーさんの仕事をしている職人さんが)二人いますよ。でももう少ししたらできなくなりますけど」
「えーー、?」
「農作業が始まったらやってくれなくなるんで」思わず(笑)どこの産地も職人さんの高齢化が問題になっているので勝手に想像したら違っていました。雪に閉ざされるところだからこそコツコツと冬の間の仕事として手作業が守られているんですね。
紬は相変わらず黒、ベージュ、茶色のモノトーンががほとんどでしたが一部のメーカーさんではそういったものを作っていらっしゃるのを発見!明日、明後日で会社へお邪魔することにしました。
十日町へ来てもう一つの楽しみは松之山温泉です。十日町からさらに車で40分。日本の三大薬湯で源泉掛け流しで香りを嗅ぐだけでも元気になる素晴らしい温泉があります。
今日はゆっくり温泉に入って明日に備えます。
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