目指すは「着物と日本文化の伝道師」☆「きもの塾」で伝えたいのは着物の着方だけではありません

きもの豆知識

着物は「和服」 日本を象徴する衣服です。

 

「和」という文字は なごむ、やわらぐ、とも読み、

おだやか、のどか、仲良くする、争いをおさめる、合わせる、ととのう、の意味があります。

なんて、柔らかな言葉なのでしょう。

 

 

日本人は 獲物を奪い合う狩猟民族ではなく、皆で協力して自然と和して作物を育てて暮らしてきた農耕民族です。

そのDNAは今も私たちの中に埋め込まれています。

 

 

世界中の知識者、セレブから日本文化は注目されています。

和食、座禅、武道、盆栽、、、 茶道も日本人より外国人の方が会員さんが多いと聞きます。

それらはすべて着物を着て生まれてきました。

着物がすべての日本文化をつないできたのです。

 

 

たくさんの方が着物に憧れを持ちながらも、実際の生活からは遠い存在になってしまっています。

「こんなに素敵なものなのに、、、」

現代の状況をとても寂しく思います。

 

 

人はわからないものには興味を持てません。

 

着物とはそもそもどのようなものなのか、

どのような時代背景で変わってきたのか、

なぜ今のような形になったのか、

着物が千年にわたって歩んできた物語に、その「わけ」があります。

 

その根拠となる「わけ」をお伝えしたいです。

 

着物は文化です。

「自分の国の文化を知る」ことは「自分を知ること」です。

 

 

お医者さんが何も分からない患者さんに病気の説明をするときに

「普通の医者は 難しいことを難しく伝える、

良い医者は難しいことを患者にわかりやすく伝える」

 

着物も日本文化もあまりに広くて深いので、難しいことがいっぱいです。

私は生まれてからずっと着物と共に生きてきました。

着物を着る立場で、その間に知った知識や経験をお伝えしたいと思っています。

 

 

着物を知りたいと思ってくださる貴方さまの立場に立って、難しいことでも出来るだけ分かりやすく興味を持っていただけるような面白さでお伝えしたいと思います。

「へーー、そうだったの」と目を輝かせて言っていただけるのを目指して、私もこれからも学びながら日本人の豊かな感性と着物の素晴らしさをお伝えしたいです。

「日本人に生まれてきてよかった」と貴方さまが思っていただけるのが目標です。

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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