長良川鵜飼、プレミア舟でプレミアな体験☆着物姿で1300年の伝統文化を感じる
7月は日が暮れるのも遅いですが、特別な貸切のプレミア舟の私たちはゆったり一番最後に乗り組みました。
まずは一番上流まで、川風を切って気持ち良い〜〜
一般の鵜舟は30〜40人ほど乗れるので30センチ角の薄っぺらい座布団がひとり用の持分です。そうそう、お座りです。日曜日だったので20叟以上も出ていました。
昨年できたばかりのプレミア舟はゆったり椅子席で過ごせます。15人用と10人用、3艘あって全て貸切のみでしか乗れません。
若い女の子Mちゃん(当店のお客様)と筋肉モリモリの女性とベテランらしき男性3人で舟を動かしていたので、小さくて軽いのだと思っていました。実は装備がしっかりしているので一番重いのだそうです。
美人なMちゃんの振袖姿はこちらで見られます。本当にキレイなんです。
長良川鵜飼1300年の伝統に遊ぶ 1☆浴衣に着替えて鮎づくしの料理
やがて篝火を焚いた鵜舟が8艘あまり上流からやってきました。暗くなった水面に篝火が映ってその美しさに見惚れました。
私たちの舟が漕ぎ出すと1叟の船が専属で並走して、ずっと目の前で鮎を取る鵜の姿を見せてもらえました。ほんの3メートルくらいのところだったでしょう。
プレミアたる意味を思い知りました。
暗くなって寝ている鮎を明るい篝火で突然照らして驚かせ、動いたところを鵜がパクりと飲み込みます。文字通り「鵜呑み」です。鮎を飲み込んだ鵜は鵜匠さんが首に取り付けてある縄を締めて舟へ引き寄せます。首にたまった鮎を吐き出させて捕獲するのです。
鵜と鵜匠さんによる最も原始的な猟の方法です。
鵜がとった鮎は嘴で挟んで飲み込むため鵜の嘴の跡がついています。嘴で挟んだ時に天然の「生きじめ」ができます。鵜がとった鮎は非常に高額で取引されます。そもそも数も少ないのでなかなか食べることはできません。
「ご苦労さま」と鵜をかごの中へ入れていきます。
最後に鵜匠、山下さんが身につけているものの説明をして下さいました。
腰蓑(こしみの)は藁(わら)で作られていて、川からのしぶきが沁みるのを防ぎ、防寒できるように、
履物は半分しかない小さなワラジ、魚の脂や水垢で滑らないようにできている、
頭に巻いた麻の手拭いは1メートル以上もあって篝火から髪や眉を守っていたのだとか、
江戸時代に結っていた丁髷(ちょんまげ)を包むように巻いたので、前がとんがっている。山下さんは外して巻き方を見せて下さいました。
今は全く見ることもない伝統的なものが引き継がれていて、いちいち「へ〜〜」と感心してしまいました。
ゆったりと私たちだけのために目の前で繰り広げられた景色に没入した時間は本当にかけがえのないものでした。
[皆さんの感想です]
岐阜長良川鵜飼の幻想的体験は、 現代に生きる私たちには貴重な体験でした。夢幻のごとくの 夕べの光景が胸に刺さりました。 時の流れは悠久であり、長良川の流れが 詠っているように思えました。
皆さまとのご一緒の旅行、 とっても愉しく人生に乾杯でしたぁ~ 心よりありがとうございました。(^.^)
鵜飼舟と 幻想的な風景、本当に一生の宝物です主人を誘って訪れてみて良かったです ありがとうございました。
貴重な体験の数々での感動を私の胸に留めておくにはもったいなくて、特に鵜飼いのことは、私なりにまとめて、小学生に伝えたいと考えてます。
北川さま たくさんのお写真を ありがとうございます! とても素敵な記念に残ります。
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