国宝、犬山城の有楽苑の「如庵」を訪ねて☆鵜飼の後、歴史を辿る
一度行ってみたいと思っていた愛知県犬山市の「有楽苑」
木曽川を眺める小高い山の上に建つ犬山城のすぐ下にあります。小さいながら当時のままの城として有名です。
織田信長の弟で著名な織田有楽斎が設けた国宝のお茶室「如庵」は昭和に京都建仁寺から名鉄犬山ホテルへ移築されました。現存する国宝3茶室の一つです。
有楽斎は信長、秀吉、家康に仕えた武将茶人で3人よりも長生きしました。私の中ではのらりくらりと世渡り上手だったイメージなのですが(失礼!)お茶人さんとしては超一級だったのは事実でしょう。
当店ではお正月に着物を着ていただきたいと元旦から無料着付けをしていますが、特別公開される如庵へ行かれる方が何人もあります。
今回、チケットを買おうとしたら、月1回の特別拝観の日!
ヤッターー、
と思ったら事前申し込みが必要でした。残念!! でもお正月しか拝観できないと思っていたので、新たな発見でした。いつか行ってみたいと思います。
ゆっくりと庭園を散策してとても良い時間が流れていました。
お茶の先生、りみさんがご一緒だったのは心強い!
茶道においてはお正席(お茶席におけるメインのお客様)の方がされるように真似れば良いのです。点て出し(たてだし:お客様の前でお点前してお抹茶を提供するのでなく、裏で点てて出すこと)なのでそれほど堅苦しくは考えなくて良いです。でも一応正式に設えられた空間には凛とした空気があって、作法に沿っていただくことがむしろ心地よかったです。
なんと言っても暑い暑い日、
名鉄グランドホテルへ飛び込みました。全面的に立て替えたばかりで、名前も「ホテルインディゴ犬山有楽苑」変わっていました。
天井も高く素敵な空間に生まれ変わっていました。
オシャレなイタリアンでほっと一息!
歴史と伝統に触れる2日間の旅は今年の夏の一番の思い出になりました。
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