「いやーおいしかったなあ」みんなため息をつくほど大満足でした。いつものワクワク系マーケティング実践会の友人のグループで、同じ会員さんの話題のお店を訪問するグルメツアーです。美味しいものを食べながらテーマを決めず、徒然に喋りまくる、ゆる～いけど一番の学びになるツアーです。

 

まず1軒目は予約のみ会員しか行けない名古屋の和食店「ことわりをはかるみせ　ことわりをはかるみせ　ばんどう」さんです。

 

 

 

カウンターの向こうでは、私たちの食べる速度に合わせて一品一品その場で料理しながら出してくださいます。〇〇産のどんな素材で、どのような経緯でここに来たか、それをどのような料理法で食べたら美味しいのかを説明しながら出してもらえます。

 

 

 

「これに合うお酒はどれ?」と聞くと２、３本の出してもらえます。スキット系、中間、濃厚なもの、お料理にどのように合うのか、好みを選べるようにしてくださいます。どんな思いで作ったお酒なのかと言う話にどんどん引き込まれます。

 

 

2軒目は大阪へ移動して、難波の関東煮（おでん）の「たこ梅」さん。創業180年、日本一の老舗です。岡田哲也さん（てっちゃん）が待っていて下さいました。

 

 

ここで勧められたのは熟成古酒の10年ものでした。蔵人が一つ一つ樽の状態を見て提供時期を決めるのだそうです。7年であげるものとか樽ごとに全部違うんだそうです。

 

はじめは冷で、次はロックで、最後はぬる燗で、飲み方にもこだわりがあります。実はこのお酒ができた時に蔵人がたこ梅さんへ来て、この酒に合う関東煮を確かめられたそうです。それを聞いて私たちもオススメの蛸とをさえずりを頂きました。

 

 

 

そして締めは新大阪のバーキースさんです。

国産ウィスキーだけを扱う注目のバーです。好みを聞いて、マスターのお勧めを出してもらいました。なぜそのお酒を出すのかどういう飲み方をしたらいいのかを好みを聴きながら選んでいただきました。

 

 

観光の目的は20年ごとに変化しているそうです。

40年前は名所旧跡をめぐり、20年前は温泉、そして今は美味しいものを目当てに旅行することに変わっています。新鮮な魚、旬のフルーツ、一軒のお店のスイーツが目的です。

 

美味しいものは人を笑顔にします。美味しいだけではなく、目で見て楽しみ、作った人や料理してくれた人のこだわりや思いに触れて満足感を感じます。

そういった時間を提供してくれたお店、楽しみ方を教えてくれた人に惹かれるのではないでしょうか。私たちは大変ぜいたくな満足感で帰ってきました。

 

客として楽しむ一方で、自分なら何を提供できるのかを考えた1日でした。

 

 

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