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タンチョウ鶴をもう一度見たい!雄大な北海道に抱かれる旅☆留袖に鶴の柄が多い理由

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夏休みをとって北海道に来ています。

目的は3つ。

 

一つは広くて何もない風景を見て気持ちをリセットすること。

「あきない世傳 金と銀」にもありましたが、目の前のことをきっちりこなす「蟻の目」と遠くから全体を見渡す「鵄の目」

 

ちょっと離れたところから大きな気持ちで全体を見直してみる機会にしたいと思いました。

 

国道を外れて原野を走っていたらあまりの雄大な景色に遭遇しました。見たままを端から端まで動画に撮りました。広さを見てください。

 


2つ目にはゆっくり本を読むこと。

何もせずに本を読める時間はとても贅沢な時間です。

 

3つ目には鶴を見たかったのです。

まだ娘たちが高校生の時、一緒に釧路湿原へ来ました。その時、上空を大きな影が通りびっくりして見上げると鶴が飛んでいました。その立派で悠々とした姿にこの世のものではないような素晴らしさに圧倒されました。

「鶴ってこんなに立派なんだ」と感動したのを今も忘れません!

きっと動物園で見てもこんな気持ちにはならなかったでしょう。

 

鶴はおめでたい時に着る着物、特に留袖の柄によく使われます。

呉服屋をやっていると鶴の柄は当たり前にありすぎてどちらかというとありふれていました。

実際に目の前で鶴が飛ぶ姿を見た時に、その素晴らしさに憧れた人たちの気持ちが理解できました。

 

「これだから留袖の柄に使ったんだ!」

 

 

「もう一度、鶴を見たい!」その気持ちを忘れることはありませんでした。

目指すは釧路湿原の北、鶴居村。

 

いい歌ですね。

 

先ずは「タンチョウ鶴の里」へ寄りました。

 

「タンチョウはいますか?」と尋ねると

「ゲージの中で飼育しているのはいます。今は子育て中なので、ツガイで縄張りを持って生活していて沢山の鶴が群れる情景は見えません。沢山のタンチョウを見るには11月から4月までの給餌の時期ですね。いまもツガイならどこかで観れるかもしれませんが。」と教えていただきました。

 

タンチョウ鶴が群れる姿は冬しか見られないそうです。

 

「あっ、居る!」 車で走っているとツガイで仲良く歩いたりうずくまっている丹頂鶴を見つけました。どれもキレイな牧草地にいました。道からは遠く写真にはあまり写っていませんが、目で見るとやはり立派です。

近づけそうなところから降りて行って写真を撮ろうとしましたが、警戒されてしまいました。

危害を加えるつもりはなくても子育て中の鶴にしてみれば私は「不審者」です。鶴の姿は見えにくいですが、鳴き声を聞いてみてください。

 

あまりに警戒した鳴き声をあげて、巣から離れて注意をそらそうとしているようでした。お父さんとお母さんに申し訳なくて早々に引き上げてきました。

 

空を飛ぶ鶴は見れませんでしたが、改めてタンチョウ鶴の素晴らしさを実感しました。

今回、北海道へ来た3つの目標は達成できそうです。ちょっとゆっくりしてリセットして帰ります。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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