オリンピックの感動のありか☆多様性の素晴らしさ

由紀子の日々

オリンピックに見た選手の人たちのこの時にかける集中力、真剣さ、そのエネルギーに感動しました。

結果がどうであろうと、今日ここまで来ること自体、大変な努力をされてきたのだということが容易に想像できます。だからこそ、見ている私たちも心が動かされるのだと思います。

 

ところで、印象に残ったシーンが冒頭の写真です。

 

スケートボードで惜しくも最後に失敗して戻ってきた岡本選手を迎えに来て讃えた外国人選手たちに胸がキュンとなりました。

 

決勝戦まで進んだだけで大感動だったバスケット女子が王者アメリカに身長差を超えてここまで互角に対戦出来るとは思ってもみませんでした。

 

 

バスケット女子の活躍は、後発で盛んになったスポーツでもあり、背が低い日本人では世界の一流には到底及ばないだろうという予想を見事に打砕きました。

 

もちろん、歴史に残る快挙には間違いありません。

 

銀メダルが確定して、笑顔の日本チームの選手たち。

 

 

銀メダルが決定した後、日本チームで写真を撮っていました。

 

 

しばらくすると、そこにアメリカチームが加わり、そしてフランスチームも。

みんな呼び合って、戦い終わっていっしょに記念撮影する様は本当に美しいと思いました。

 

日本、アメリカ、フランスチームの選手たちが戦いが終わっていっしょに記念撮影している様になんて素敵なんだろうと感動しました。

 

 

試合中は敵味方がわかりやすいように、どのスポーツも明らかに違った色のウエアーを着ます。

 

こうして写真を撮るとその混じり方がとても素敵だと思いました。

これこそ「多様性」の素晴らしさだと思いました。

 

 

日本は太古の昔から「多様性」を重んじてきました。

宗教も一人の神様でなく「八百万の神」です。

山にも、石にも、海にも、木にも、

「イワシの頭も信心から」なんて言葉もあるように

節分にはイワシの頭を鬼避けにするくらいです。

森羅万象、何にでも神が宿ると信じてきました。

 

 

何にでも拝むのは、一部には節操がないと揶揄されることもありますが、

 

決して他人を否定しない、「それもいいよね〜」と他人の考えも丸ごと受け止められる、

おおらかな包容力は胸を張って素晴らしい文化だと誇っても良いのではないでしょうか。

 

 

スポーツをする人たちが共通してここまでやってきたことをお互いに認め合うシーンに接して、何度も胸が熱くなるのでした。

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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