葛の花が咲いた☆「葛きり」大好き!
「クズの花、きれい」
葛は秋の七草の一つで、8月から9月にかけて美しい花が咲きます。
藤の花を反対にしたようなピンク紫の豪華な花です。
うちの近くの河原や空き地には葛の葉が埋め尽くすようにはびこっています。
1日に40センチもツルが伸びることもあるそうです。
葛はとても生命力が強いのです。
葛は古くから漢方薬としても使われました。
古くから風邪や咳を止める漢方薬として「葛根湯(かっこんとう)」は有名ですね。
葛の花は乾燥させると二日酔いの薬にもなります。
ところで、奈良県の吉野は古くから「吉野葛」の産地です。
質の良い吉野葛は中千本の蔵王堂の門前町のあちこちで売られています。
ふらっと入った茶店「芳魂庵」の葛きりは絶品でした。
葛きりは、ところてんのような和のデザートです。
名古屋の「きしめん」のように平たくて薄い形で透き通っていて、
ツルンと喉越しが良く、黒蜜をつけて食べます。
この茶店では冷やし抹茶をつけてもらいました。
京都では八坂神社近くの「鍵善」が有名です。
黒蜜がこってり甘いので私はちょっと苦手です。
私は金沢の犀川畔にある料亭「杉の井」の葛きりが一番好きでした。
「穂濤(ほなみ)」名前が変わって、ミシュラン☆☆になっていました。
葛きりは懐石料理の後のデザートとして出されています。
兼六園近くの姉妹店、和甘味「つぼみ」でも食べられます。
ここは以前はなかったので、今度行ったらぜひ言ってみたいと思っています。
コロナになってから、お店の状況が変わっています。
情報を集め直さないといけない場合も多いです。
以前のように「量」は食べられませんが、それだけに「質」
余計にこだわるようになったかもしれません。
こだわりが強いのは父譲り!
美味しいものは一度食べたら忘れません。
そうして集めた情報は私の宝物です。
友人からも結構、重宝がられるんですよ。みんな失敗したくないので^^
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