サインは自分の名前を心を込めて書く☆着物専門店の会「女将さんサミット」で講演しました。

日本文化であそぼ

昨日は着物専門店の奥さまの会「女将さんサミット」でお話ししました。

着物で揃うと圧巻ですね。

一人一人の存在感が大きい感覚がします。

2、3人着物を着ていると5、6人着ているような華やかさです。

空気感が凛として引き締まります。

 

 

同業の女将さんたちとのおつきあいは長く、

コロナでしばらく例会ができなくて久しぶりの集まりは懐かしさでいっぱいでした。

「友達が本を出版した」

と暖かく応援してくださるのは本当にありがたかったです。

 

久しぶりの再会にみなさん笑顔です。

 

 

着物はほとんどが女性が着る物なのに業界は未だにほぼ男性社会です。

作る人、問屋さん、呉服屋の社長さん、販売する人も以前は男性がほとんどでした。

 

でもね、

着物を楽しく正しく伝えていくには

自分で着なければ分からないことも多いです。

 

その体験や知恵を伝える女将さんの存在が大切だと思っています。

 

 

女将さんサミットは10数年前、会の発足から毎月着物で参加が守られています。

それを実行し続けている方たちを尊敬しています。

 

 

「サインしてください」と言われて、

私ごときのサインで申し訳ないと思いながらも

記念だからと書かせていただきました。

 

 

「サインを作っておかないといけないなあ」

実はずっと前から何となく考えていました。

 

しかし、店の看板を見て間違っていると思いました。

 

 

昭和50年頃だったでしょうか、山本呉服店の看板やロゴを変えなくてはいけなくなりました。

看板は「店のあり方」を一瞬で伝えるものです。

大正時代に祖父が書いた看板が合わなくなったのです。

父は毎日毎日、真剣に「山本呉服店」をなん百枚も書き続けました。

 

「どう頑張っても、おじいさんみたいな字は書けない。

でもなあ、一生懸命に書いた字には力がこもるんや。

 

下手は下手なりに、人任せにせずに自分で思いを込めて書いているんや」

 

と父は言っていました。

 

 

真剣に字を書くことに向き合う父の姿を見て

「しんどいだろうな、私にはとても出来ない」と思ったものです。

「読めないサインを作るのは間違っている」

 

看板を見て思い出したのです。

 

下手でもしっかりと読める字で、心を込めて自分の名前を書こうと思いました。

 

 

「品格の教科書」にこめた思いを一人でも多くの方にお届けしたいと思います。オンラインでのお話会であれば日程が合えば3、4名でも承ります。お問合わせに書いて送ってくださいね

もちろん着物に関する相談も無料でお受けします。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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