「和をもって尊しとなす」奈良、法隆寺の御朱印☆「品格の教科書」P148仕事で存在感を出したければ、無色透明になりなさい

品格の教科書

今朝も山本呉服店では賑やかな朝礼から1日の仕事が始まりました。

 

 

朝礼の初めは、日替わり当番制で24時間以内の「グッドアンドニュー」

良かったことや新しい経験をお話しします。

 

 

聞く方も黙っていないのが当店のスタッフさんたち、

聞きながら思ったことはどんどん突っ込みます。

 

朝イチ、マスクの下から笑顔がこぼれます。

 

 

 

コロナ前のことです。

何十年ぶりかに友人たちと奈良の法隆寺へ行きました。

「こんなところだったんだな〜」

久しぶりに行くと記憶にあった法隆寺とは大分変わっていました。

 

 

法隆寺六角堂は一つおきに六角の辺の扉が開いていて、仏様が祀られていました、

 

立派な柱が並び立つどっしりした光景に心洗われる感じがします。美しい〜〜!

 

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」有名な句碑は池のほとりに立っていました。

 

均整のとれたボディービルダー、法隆寺の中門(ちゅうもん)の金剛力士像

 

 

仁王様のかっこよさに♥

凛々しいお顔に♥

地面に力強く立つお姿に♥

 

 

しばらく対面して見入っていました。

オーラで輝くスターの写真を撮る気分(笑)

 

もう一方の金剛力士像は「喝」と目を見開いています。力強い躍動感!

 

 

法隆寺といえば、聖徳太子に創建されたお寺です。

聖徳太子は「十二階の冠位」を定めたり

「一七条の憲法」を整えて日本の文化的基礎を築いた人です。

 

法隆寺の御朱印を受けるところでは二人の人が書いていらっしゃいました。

 

御朱印を集めている友人が「ねえ、見てみて」

なんと、御朱印が

 

「和をもって尊しとなす」だったのです。

有名な十七条憲法の最初の文言です。

 

 

和を大切にし人といさかいをせぬようにせよ。人にはそれぞれつきあいというものがあるが、この世に理想的な人格者というのは少ないものだ。それゆえ、とかく君主や父に従わなかったり、身近の人々と仲たがいを起こしたりする。

しかし、上司と下僚がにこやかに仲むつまじく論じ合えれば、おのずから事は筋道にかない、どんな事でも成就するであろう。」日本文化の入り口マガジン訳より

 

 

御朱印を集めていない私も、

こればかりは戴いて帰って飾らねばと思いました。

 

 

シンプルで素敵な言葉ですよね〜〜!

 

 

日本の真髄とも言える「心」が刺さります。

 

 

 

当店のスタッフさんたちの明るさと仲の良さは

上司と部下の関係を超えて皆が

毎日を和やかに過ごそうと心がけているからなのでしょう。

 

 

そこには

「自分らしく生きよう」「自己実現しよう」などという気負いはありません。

このスタッフさんたちと笑って過ごせる毎日が幸せです。

 

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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