札幌市制100年記念ポスター展と子育ての思い出
イベント
札幌の豊平館でのお話会に札幌在住、SHIMAUMA DESIGNの那珂隆之さんが来てくださいました。
エッセンシャルマネジメントスクール(EMS)でご一緒させていただいるご縁で知り合い、
お話会が終わった後、デザイン展に連れて行ってくださいました。
その日が最終日で、滑り込みセーフでした。
テーマは、市政100周年を迎えた「札幌」
49名の制作者が作った55枚のポスターが展示してありました。
札幌を象徴する建物、「札幌」の文字をアレンジしたもの、いろいろな札幌の表現が見れました。
那珂さんのポスターはクマの毛を全部手描きされたそうです。
気が遠くなるような細やかな表現です。
黙々とこんなことをやっちゃえるのが那珂さんなんだな〜
私は那珂さんのデザインの可愛らしさと色が大好きです。
実はEMSでオンラインで那珂さんとお話していた時、壁紙に「ねないこ だれだ」の表紙のお化けのイラストが貼ってあったのです。
なんて、懐かしい〜〜、
子供が幼い頃のことを一気に思い出しました。
その頃の私は毎晩なかなか寝てくれない子供に手を焼いていました。
まだ仕事は残っているし、寝てくれない子供にいつもイライラしていました。
そんな頃に出会ったのが、せなけいこさんの絵本「ねないこだれだ」でした。
こんな時間におきているのはだれだ?
ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。
なかなか寝ない子はおばけの世界に連れていかれてしまいます。
それが怖くて目を閉じて寝たふりをしているうちに本当に寝てしまうのでした。
困り果てた時に毎晩お世話になった絵本でした。
強烈にこの絵本に感謝する日々でした。
今にして思えば親といっしょに居られるのが寝る時だけだったのですから当然だったのでしょう。
そんな風に考える余裕もまったく無い未熟な親でした。
ずいぶん子供に迷惑をかけたな〜、なんて自戒も含めて今も大切に本棚に置いてあります。
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