着物でピアノコンサート☆明倫小学校のペテロフピアノの響きに素敵な時間が過せました。

素敵なコンサートでした!
近くの明倫小学校の講堂で行われたペテロフピアノの音色に酔いました。

屏風絵だった原画の大きなレプリカを作るためのチャリティーコンサートです。

コンサートと着物が私の中で結びついたのは中村大三郎さんの絵が「着物ファッション東京2017」のポスターに使われていたからだったようです。
揖斐にずっと住んでいた私にとって唯一街に住んでいる方を羨ましいと思うのはちょっとした空き時間に美術館やコンサートに行けることです。中村大三郎さんの絵はまさに着物を着て行ったらいいだろうなと思え、もしもどなたかが一緒に着物を着て行ってくださったらいいな~とブログを書きました。たった一週間しかないので誰もないのも覚悟の上で。
でも「ただ着物が着てみたいんです」とメールをくださったMさんに本当に本当に嬉しかったです!
果たして私は晴れ女なのにコンサートの行われる夕方近くになったらザーーーーっと土砂降りの雨!
私はパールトーン加工のおかげで雨であろうと全然構わないので全く気にしない習慣がついてしまっている)いいのですがやはり初めての着物を着る方にはちょっと残念な雨でした。
でもせっかくなので着てみて頂き写真を撮らせて頂きました。

素敵でしょ!藤娘きぬたやの杢目絞りと夏の袋帯です。杢目絞りは粒につまむ絞りではなく2、3ミリの針目でチクチクと運針をして縫い縮めて作る藤娘きぬたやしか作れない特殊な絞りです。無地の着物としても小紋の着物通しても儀式からオシャレまで結ぶ帯によっていろんな場所に幅広く着られます。

生地の織り文様が縦にキレイな線を描いています。スラリさを引き立てます。

着物のコーディネートは昔は反対色を取り合わせましたが今は同系色の濃淡などで合わせた方がオシャレですね。洋服の感覚に目が慣れているからでしょうか?
今までは儀式などにしか着られたことがないそうですが、これからはコンサートやお食事会などにも洋服をちょっと着替えて気軽に着物を着てもらえたらいいな~と思います。
ペテロフピアノのコンサートが行われた講堂は油で磨かれたどこか懐かしい匂いを漂わせている木の階段を上ったところにありました。芸術的な漆喰のデザインと木で作られた講堂は音響もとても良いのに驚きました。
雨の中でも100名以上の人が続々と集まり満席でした。着物を着た方もチラホラ!

土砂降りの雨にもかかわらず満席でした。
天井は漆喰の技が素晴らしく、ぼんぼりでできた照明もオシャレで見惚れていました。
演奏者は「大井千世さん」近くの堀川高校音楽科出身の方でした。
普通のグランドピアノよりかなり小ぶりでした。オーストリアの宮廷で使用されていたピアノはとてもふくよかで今まで聞いたことのない優しい音色でした。選曲も馴染みのある曲ばかりで親しみやすかったのと共にペテロフピアノに合わせたとても響きの良い曲ばかりでした。

休憩時間に調律師さんが登場!その間ゆっくりとピアノを見られました。

グランドピアノの中にペテロフピアノの称号?「ステキ〜」とたくさんの声が聞こえました。
7時から始まってアンコール2曲も含めて8時20分くらいまでだったでしょうか。
身内の方のご好意で中村大三郎さんが明治から昭和にかけて描かれた絵やデッサンも特別公開されていました。コンサートと絵、素敵な建物、とっても豊かな時間でした。
明倫小学校の雰囲気ともマッチして素晴らしい時間を過ごせました。
[Mさまの感想をいただきました]
着物でピアノコンサートに行きませんか!の企画にワクワクしながら参加しました。が、、、当日はあいにくの雨 ☔️ おニューの着物でしたので着物は断念しました (++)
コンサートの会場は築100年にもなる元小学校、そして柔らかな音色のペテロフピアノの響き、聞きなれたメロディーの素敵な演奏、夢のような時間に浸れて幸せなひとときでした。
ありがとうございました 次の企画を楽しみにしています。
M、H
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ペテロフピアノコンサートは秋にも予定されているそうです。
素敵なコンサートがお手軽に聴けるなんて、絶対また行きた~いと思いました。
着物をこんな時に着て行ってもらえるといいな~🎵
次回は一緒に行きましょうね!
ただいま「京都ならでは!」のイベントを幾つか企画中です。
次々とブログにアップしますのでご期待くださいね🎵
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