プロとしての専門知識や技術はお客さまにとって宝物☆お盆の前にお墓が完成しました。

由紀子の日々
「お盆前にやってくださってありがとうございました!」
炎天下、38度の猛暑ににもかかわらず、丸一日掛かってお墓の建て替えが完成しました。

岡崎市から大きな車で来てくださました。

父が亡くなって3年半、お墓に納骨しようとしたら入れるところがありませんでした。祖父が墓相学を研究して建てたお墓は夫婦で石碑を一つ立てるというもので敷地もいっぱいでした。どうするのが一番いいのかわからず、経営の勉強会の友達で岡崎の「小林秋三郎商店」の小林敬央さんに相談しました。
小林さんは今の状態がどうなのか、宗派や様々な条件を考えてどのような方法ができるのか、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明してくださってとても納得できました。何十年、何百年あり続けるものだからこそきっちりやってくださる、信用できる方にお願いしたかったのです。

 

初めて青いした時から奥さま加奈さんの笑顔が大好きです!

小林さんはいろいろな打ち合わせを念入りに確認しながらやってくださいました。最後に
「やられるかどうかは山本さんが決められればいいですけど」と言われたのが「南無阿弥陀仏」の文字を白い石に1文字づつ書き五輪塔の下に並べて浄化させることでした。そんな面倒なことまでやれというと引かれる方も多いそうです。やった方がいいと教えていただいたことはやることにしました。

 

五輪塔を全て外して加奈さんがキレイにしてくださいました。

五輪塔を設置するために基礎を掘って見られたら無数の白い石が出てきました。きっと祖父が書いて入れたのでしょう。それを見たとき思いました。教えてもらえてよかった!知らずにやらなかったらきっと後悔していただろう!と。

 

家族が皆、石に「南無阿弥陀仏」を書き、並べました。

小林さんは高い技術力、きっちりした仕事のやり方は素晴らしいです。自分は「供養屋」だとご言われているように、プロならではの専門的な知識やコツを伝授していらっしゃいます。素人では実現させられない思いを形にしてくださる方だと思って小林さんに託しました。

 

着物も同じだと思います。着物が大好きでも何をどうしていいか方法がわからなくて始められない方も多いのではないでしょうか。
着物が畳めないから広げてみることもできない、着られない、汚したらどうしよう、保管はどうしたらいいの・・・
「ゆっこさんに頼めば何とかしてくれるわ」
「ゆっこさんに聞けばきっといい方法を教えてくれるわ」

 

そんな頼りになる存在になりたいと思っています。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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