慶應義塾高校、甲子園優勝おめでとう。
まさか、慶応高校が甲子園で優勝するとは・・! 祝福と共にその結果に驚きました。
その前に「神奈川県代表に慶応高校」で、すでに驚いていました。
一般的に、進学校のトップである学校がまたスポーツでトップになるということは、今まであり得ないと思っていました。
スポーツではいまだに早朝から夜遅くまで地獄の特訓に耐えて栄冠をもぎ取る、
いわゆる「巨人の星」のイメージが刷り込まれています。
実績のある監督を中心としたピラミッド型の司令塔練習で成り立っていると思っていました。
そこに風穴を開けたのが慶応高校の森林監督と選手たちです。
一人一人が考えて行動することを基本に置いた監督の指導方法は「自分で考える楽しさを知る」
選手自身がどのように打ちたいのか、
どのように守りたいか、
どのように投げた方が良いのか、
自分で考えた方が良い、
ミスをしても、次に生かす。
例えば前の打席で三振したら、次の打席ではバットを短く持つ、
失敗した後にさまざまに工夫することにこそ意味がある。
監督から指示されてやるのではなく、それぞれの選手が「やりたかった野球」
のびのびと笑顔でプレイする、
異常なほどの大声援に萎縮することなく味方につける、巻き込んでしまう、
それは野球を楽しんでいるからこそできること、
理想は「ノーサイン」 監督は指示しない。
理想の練習は「オーダーメイド」 アドバイスはしても、基本的に自分で考えることに任せる
家庭でも、経営でもみな同じでしょう。
お母さんから「宿題をしなさい」と言われた子供は面白くないでしょう。
社長からの指示で動く社員は楽しくありません。自分が考えた企画には自ずと力が入るのは当然です。
それは先ず、お互いに相手を信頼することから始まるのではないでしょうか。
勉強もスポーツも両方で頂点を極めるのは無理、思い込みを覆した慶応高校の甲子園優勝
大谷選手がメジャーという最高の舞台で、誰もやったことのない2刃流をやってしまったことも
そもそもあり得ないと思って誰もやらなかったことでしょう。
思い込みそのものが最大の敵なのかも知れません。
当たり前だと思っていることでも、「本当にそうなの?」「他のやり方はないか?」疑ってみることから新しい道が開けるを教えてくれた快挙でしょう。
改めて、おめでとう! よくぞ優勝してくださった!
あなたたちの優勝を自分に落とし込んで考えてみます。ありがとう!
ブログの読者登録、こちらからできます
この記事へのコメントはありません。