「おはしょり」って足長に見せる優れもの☆きものがたり3
きもの豆知識
着物が着にくい理由の大きな原因になっている「おはしょり」ですが、じゃあ無くていいのでしょうか?
「おはしょり」は機能的に優れ、ずっと使い回しが出来る「エコ」な知恵です。
1、おはしょりをすることによって、胴のしわを隠し、腰の形を整えることができます。
2、身長が少しくらい違っても着られます。
3、縫い直せば、おはしょり分を少なくして裾(すそ)の傷みを切り取り綺麗にすることもできます。誰かに譲ることもできます。
「おはしょり」はデザイン的にも素晴らしい工夫です。
のっぺりして足が短く見えます。
下腹も目立ってしまいます。かっこわる〜〜い!
おはしょりは着物の機能としてもデザインとしても必要なものなのです。
とは言っても着物の着付けにおいて「おはしょりがうまく出来ない」と悩みは尽きません。
1、斜めになる
腰ひもの仕方で解決できます。
2、長さの調節が難しい
おはしょりの長さの理想は人差し指くらい、約7~8cmが良いです。
長がすぎると足が短くみえますし、短すぎると椅子などに腰掛けた時おはしょりが上がってしまいます。
貰ったきものを着る場合には丈が短くておはしょりが十分でないのは仕方ないですが、腰ひもを下の方に結んだりして工夫して着ることもできます。
3、ぶくぶくする
現代の着付けでは、下前の見えないおはしょりは上へ上げて上前のおはしょりを一重にして薄くさせます。
下前のおはしょりを上へ上げるやり方についでは、後ほどブログや動画でご説明します。
リアルでお教えできるのが一番わかりやすいのです。よろしければサロンへ来てくださいね。
着物まわりの雑学にも詳しくなります。
自分で着物を着られたら嬉しい〜🎵
*山兵、京都 着物を自分で着よう「きもの塾」募集!
最大限 2名までの個人レッスンです。
持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)
1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。
その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。
なぜ?から学ぶ着方教室
6回 18,000円
*ご都合の良い日をお申し込みください。
上記以外でもお受けできる場合がありますので問い合わせフォームに書き込んでください。
この後も個人の進行具合に合わせてお稽古できます。
ご都合の良い日を打ち合わせて決めまさせていただきますのでお申し込みフォームに書き込んで送信してくださいね。
お問合せは こちらから
[関連記事]
目指すは「着物と日本文化の伝道師」☆「きもの塾」で伝えたいのは着物の着方だけではありません
経営も着付けも目標達成は出来た姿から逆算☆ジタバタ京都、1年半 9
GOOD JOBな1日☆「着物を着るのは思ったより簡単でした」1日着付け教室
「着付け教室」でなく「きもの塾」な理由☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う17
きものの着方は色々!ストレスなしに長く着ていられる着方☆普通の「着付け教室」とは違う理由
着物の着付けってみんな違います!体を締め付けないのに着崩れしない着方
この記事へのコメントはありません。