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「日本のボストンマラソン」揖斐川マラソンに娘たちが走りました☆マラソン大会はコミュニティーのお祭

由紀子の日々

「行ってきま~す」娘たち二人が揖斐川マラソンに歩いて出かけて行きました。

雲一つない晴天に恵まれて最高に気持ちいい日、ゴールする時間を見計らって私も応援に出かけました。いつも通り着物を着て行ったのですが、さすがに大島紬を着て行きました。お天気があまりに良くて明るかったので暗い着物を着る気持ちにはなれませんでした。でも京都にいる時とは気分が違います。

 

 

第31回も続く「揖斐川マラソン」はあっという間に申込み終了してしまうほどの人気があります。参加者1万人のうちハーフが3割、フルが7割だそうです。娘たちは二人ともフルを走りました。

 

次女は予定タイムより遅れてゴールも早い方です。

 

揖斐川と紅葉の山々を見ながら走る美しいコースですが高低差は127mもあります。ランナーにとってはきついコースですが、町ぐるみのおもてなしが温かいとランナーたちに人気です。途中に何カ所もスイーツエイドや味噌スープエイド、フルーツエイドなどの楽しみがあります。今日はお天気が良かったのでみかんが大人気だったそうです。途中、近所の人が「皮も食べれるよ~」とシャインマスカットを差し入れて下さってとても美味しかったと言っていました。

看護師さんもボランティアで控えていらっしゃいます。仮装姿で走る人も話題になります。

 

町中からボランティアが1800人以上も参加し、お年寄りから幼稚園児や小中学校も休日返上で沿道へ出てハイタッチで応援します。今年は久しぶりに高橋尚子さんも来てくださってハイタッチに加わりました。

号外が配られていました。一面はもちろん高橋尚子さん、Qちゃんです。

 

「揖斐川だけは来たくなる」と言われていたのは関西の大学でマラソンチームのコーチをされている方でした。人口2万強の小さま町あげてのおもてなしが「日本のボストンマラソン」と言われる所以なのだそうです。

 

団体で目立つ人達も。

 

次女が先にゴールし、長女も遅れて完走しました。お昼も食べずに何時間もたちどうしで今か今かとゴールで待ち構えて疲れました。でも完走した方のホッとした満足そうな顔、それを迎える家族や友達、握手で称え合う仲間たち、一緒に写真を撮っている晴れやかな顔、、、いいものですね!

おちゃめ大賞受賞者の表彰は個性的な方、手作り感満載!

 

考えてみるとつい2週間前はワンピクで何万人の人で埋まり、今度は揖斐川マラソンです。ランナーは1万人ですが応援の家族や友人でその何倍もの人が揖斐の小さな町に来てくださいます。

お店でもそうですが人が来てくださるところにはパワーが生まれます。活気が出ます。

人がコミュニケーションを取ってまとまるにはお祭りが必要だと言われています。大きなお祭りができる町は災害があっても団結力や組織力があって強いと言われています。ワンピクも揖斐川マラソンも形は違っても今の時代におけるお祭りなんでしょうね。たくさんの方の溢れる笑顔を見て人気がある揖斐の町を誇りに思いました。これってお店でも同じですね。お客様が自ら来たい、と思ってもらえる店、場所を作ることだと思いました。

こんなテントの列が4つもあって地元の商店などが物産品を出しているところには絶え間なくずらっと行列ができていました。

 

爽やかで気持ちのいいお天気だったことも手伝い、マラソンが終わっても帰る人が少なくて物産を売っているお店には長蛇の列がいつまでも続いていました。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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