今年の目標「1ヶ月に1回は美術館に行く」☆カウントダウン9

京都さんぽ

残念ながら、達成せず。10回で終わりました。

まだ1週間あるって? まあ、良しとしましょう。

 

と言うのも、

具体的な目標を立てたことで

美術館の催し物に対する関心が増した、

空いた時間に行ってみようかと思った、

見逃して悔しい思いをする事がなくなり、

新しい楽しみが増えました。

 

中でも9月に京セラ美術館(京都市美術館)で開催されたルーブル美術館展は

後3日で駆け込んで素晴らしい絵に会えました。

 

 

素晴らしいと思えたのはその企画力の力でしょう。

ルーブル美術館の所蔵品はすごく多い中で「愛の形」にテーマを定め、絵にストーリーを持たせて展示されたキュレーターの力を初めて強く感じました。

 

各コーナーごとに長い解説がついていたのですが、こんなに面白く読めたのは初めてかもしれません。

実際、熱心に読み耽っている方も多くて人だかりが消えませんでした。

 

 

 

印象的だったのは あのヴィーナスの誕生の有名な絵です。

そうそう、サイゼリヤでお馴染みの絵、その本物に出会えた事です。

 

恋のキューピットで知られる「アモル」はヴィーナスの息子だったのですね。

キューピットはいつまでも子供だと思っていたのが、

美少年に成長し恋愛したのをヴィーナスが、えげつない方法で邪魔したとか

とっても面白かったです。

 

 

 

「京都らしくて、いつも人が殆ど居ないからゆっくりできるの。穴場だから行ってみて」

 

お客様に薦められていたのに行けなかった祇園・四条通りにある「何必館(かひつかん)」

通りかかったら北大路魯山人展をやっていたので寄りました。

 

最も真似されている北大路魯山人の椿の器

 

北大路魯山人らしい秋の器

 

 

確かに人は本当に少なくてゆったり。

 

丸い部分は空へ吹き抜けになっていて、ガラスもなく気持ち良い風が吹き抜けていました。

 

3階に吹き抜けになった庭園があって、大きなソファーがデーンと置いてあります。

うっかり1時間弱もお昼寝してしまいました。

入館料はかなり高かったですが、祇園の四条通でこんなにゆったりできるなんて!

不思議な経験でした。

 

 

美術館へ通うようになって、楽しみはミュージアムショップ

素敵なデザインのものが揃えてあって、美術館の個性が表れています。

 

思わず欲しくなって買ってしまうのはアートの力でしょうか。

展示にあまり興味がなくても時間があればショップだけでも見てみることにしています。

なんと言っても無料で展示品のレプリカやハガキもあるので、その美術館の感覚も見て取れます。

 

 

来年も「月1、美術館巡り」は目標の一つに挙げておきましょう。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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