「懐紙を懐から出し入れしても襟元が乱れません」茶道でのエピソード☆腰紐はキツく締めれば着崩れします。
由紀子の日々
オンライン着付け教室に参加していただいている平井圭子さんからメッセージをいただきました。
何十年も茶道を習っておられる平井圭子さんは、ご自分で着物を着てお稽古にも行っていらっしゃいます。
でも、とっても苦しかったそうです。
茶道では立ったり座ったり、にじったり(正座したまま少し体を浮かせて、ずれる動き)します。また胸元には何枚も重ねたお懐紙を挟み、出し入れしなくてはいけません。
だからこそ、紐をキッチリしていないと着崩れると思われていたのです。
[平井圭子さんより]
普段より多い量の懐紙を懐にしましたがそれでもズレることなく
出し入れも大丈夫でした!
驚くほど襟元が乱れませんでした。
驚くほど体が楽でした。
最後は横断歩道で走ることもできました笑
本当にありがとうございました。
ゆっこさんの着付けはプライスレスです!
尊敬している平井圭子さんにそのように言っていただけで本当に嬉しかったです。
腰紐は着物を身体に押し付けて止めるものです。伸び縮みもしないから締めれば締めるだけ苦しいです。
紐は体に密着しているので、キツくすればするほど着崩れします。
山本流の着付けでは腰紐は1本だけ、長襦袢と着物に一本づつゴム製品を使います。
ゴムを伸ばさずに使うことによって、体が動いたら伸び、体が元へ戻ったら縮んで元の位置に戻すのです。
その原理を最大限に引き出すために使い方にもちょっとしたコツがあります。
帯も結びません。交差させるだけです。
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