「しあわせな日本美術」山種美術館へ

品格の教科書

「しあわせな日本美術」 美術がしあわせ??

テーマの違和感に惹かれて山種美術館を訪問しました。

山種美術館は日本美術を専門に展示している美術館として有名で東京へ行った時に時間があると時々行きます。

いつもキュレーターさんのテーマ力や構成の仕方で楽しませてもらっています。

 

恵比寿の駅から坂道を10分強歩きました

 

「着物で来てくださったので割引になります」

いつも通り着物を着て行ったら200円割引になって、私も小さなしあわせ、、、

 

 

日本一の富士山 お馴染みの松竹梅や七福神 「めでたい」の語呂合わせから「鯛」 ラッキーモチーフと言える絵から伝わって来ています。

 

語呂合わせのことを書いたブログです、読み返してみるとなかなか面白いです(私だけ?笑)

語呂合わせも、ダジャレも、掛言葉も素晴らしい☆「品格の教科書」なぜ「茶柱が立つと縁起が良い」の

 

 

若冲って本質を描いた人なのだと思いました。

 

七福神の内の「寿老人」も伊藤若冲が描くとこんなになるのか、ユーモラスなお姿に惹きつけられました。

 

猪を抱えて嬉しそうな表情のハニワ

 

この表情にクスッと笑いました。

 

そういえば、、、「門松」を思い出しました。

門松はおめでたい松竹梅が飾られています。

 

松は冬でも枯れず、一年中青々とした凛々しい姿で、長寿や不老長寿の象徴です。

は成長が早く、折れにくいので生命力や成長を意味しています。一年中、枯れることがなく次々と新芽を出すことから、子孫繁栄の象徴ともされています。

は雪の中でも美しい花を咲かせ、気高さや長寿を意味します。また、梅に松で商売(松梅)繁盛とすることもあります。

南天は「難を転じて福と成す」

それぞれが謂れによって、新しい年に福をもたらす歳神様をお迎えするために長寿や子孫繁栄を願いました。

竹の切り方にも祈りが込められています。

竹の切り目は口を開けて笑っている顔に見えませんか。

笑顔こそ、一番の願いなのでですね。

今回のテーマにもなっている川端龍子(りゅうし)の「百子図」 丸い絵葉書になっています。

 

戦後、平和になって象に喜ぶ子供達の笑顔こそ、子孫繁栄の象徴だったのでしょう。

2025年も、笑っって過ごすぞ〜〜〜と決意して帰って来ました。

 

 

追加

美術館のショップへ行って何か記念に買うことにしています。他では出会えないモノに会えます。特に山種美術館はあれこれ欲しくなって我慢するのが大変です。

今回連れて帰ったのはこの4点

クリアケース2点とハガキ、お香

中開のクリアケースになっています。若冲の寿老人に笑顔になれそうです。

 

2025年も美術館歩きは続きます。グッズも増えるのでしょう。

 

 

 

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品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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