語呂合わせも、ダジャレも、掛言葉も素晴らしい☆「品格の教科書」P114なぜ「茶柱が立つと縁起が良い」のか、ご存知ですか?

品格の教科書

今日は誕生日、

たくさんのメッセージをいただいて本当にありがとうございました。

 

先日から例年にない大雪に見舞われましたが、私が生まれた日も大雪だったそうです。

だから語呂合わせで「ゆきこ」・・・

それほど短絡的な決め方ではなかったそうですが(笑)

 

 

2月9日は「肉の日」「フグの日」「ニンニクの日」とも読めますね。

みんな食べ物ばかり(> <)

 

「寒い日は鍋で温まるのが一番!」と鶏肉鍋、「肉」を採用。

誕生日らしい非日常はまったく無し!

「美味しければ、まあ良いか」って感じです。

 

 

昔から日本人は語呂合わせを楽しんできました。

 

 

単なる「ダジャレじゃないの」とバカにしていた時期もありましたが。

音(イン)が同じの言葉を他の物に置き換えて楽しんでしまうなんて、

やっぱり賢くないと出来ませんよね。

日本人ってすごい!

日本語ってすばらしい!!

 

 

和歌や俳句は短くても多くの意味を伝えられるのは

音が一緒で違う意味にも取れる「掛け言葉」を使うことによっています。

 

 

百人一首の小式部の和歌です。

大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず 天橋立

 

 

小式部の和歌の出来が良かったために、和歌の名手として名高かった母「和泉式部に作ってもらったのだろう」と疑われた時に反撃した和歌です。

 

丹後国(天橋立)にいる母、和泉式部にどうやって和歌を作ってもらえることでしょう。

 

「いく野」は「野を行く」と天橋立へ行くときに通る地「生野の里」をかけてあります。

 

「ふみもみず」は「踏みもみず」(その地に足を入れてもいない)と「文(和歌)も見ていない」を掛け合わせています。

 

素晴らしいたくさんの意味を含んだこの和歌が大好きです。

 

大江山には鬼が住んでいて、源頼光が四天王を引き連れて鬼退治をしました。小式部は「鬼が住む山を超えてお母さんに和歌を作ってもらうなんてこと出来ないでしょ」と言いたかったのです。

 

音は同じで違う意味の言葉で色々な世界を広げています。

 

 

おめでたい時に「昆布」(よろこんぶ)とか、

商売には「狸」(他を抜く)とか、

車のナンバーに「1122」(いい夫婦)というのも流行しましたね。

受験のシーズンに「カツ丼」を食べるとか、ウイン(勝つ)ナー(者)とか、

 

 

そうそう、馬鹿らしいと思いながらも

子供の受験の時には「キットカット」を渡しました。

 

「こんなもので受かるはずないよ~。理屈屋のお母さんにしては珍しいことやるね」

と娘に鼻で笑われましたが、一瞬力が抜けました。

「笑えた」それだけでいいと思いました。

 

 

どんなことも捉え方で良くも悪くも表裏一体です。

プラスのフィルターで捉えれば幸運です。

 

ちょっとした語呂合わせ、ダジャレで

笑って過ごせれば、福の神が来るでしょう。

 

 

だって、今日は2月9日 「福」の日ですから。

 

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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