NHK朝ドラ『ばけばけ』の半衿はなぜ広い?明治の着こなしの秘密と5月の京都「京裳苑」

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日本文化、元気ラジオの時間です。お話は 山本呉服店、4代目山本由紀子です。

 

NHK朝の連ドラの『ばけばけ』が大人気ですね。

この物語は明治時代、日本の怪談、お化けの話を書いた小説家「ラフカディオハーン」日本名 小泉八雲夫妻の物語です。

あの時代の、襟をたっぷり見せる着こなし、

「半襟ってあんなに出すの?」と初めはびっくりされたのではないでしょうか?

当店のお客様からも、オンライン着付教室の方からも大変話題になりました。

明治や大正時代はああいうスタイリングだったんです。

 

それには2つの理由がありました。

一つには、毎日着物を着て暮らしていた時代ですので、汚れます。特に襟は汚れるので、できるだけ着物を汚さないよう、長襦袢の衿をたくさん出しました。

 

もう一つの理由は、日本髪を結っていたからです。頭が大きいので、半衿をたくさん出して着る、帯締めも丸ぐけ(綿が入った太いもの)を使っていました。北川景子さんがお引きずりで豪華な着物を着ていた時は 裾にわたがふっくらと入っていました。豪華にしても髪型とのバランスが取れていたんですね。

実はあの衣装、当店とも縁の深いメーカーさんが担当されているんです。一昨年も京都での展示会「京裳苑」でも出品していただきました。

着物の背景を知ると、ドラマを見る目も少し変わってきますよね。

 

 

さて、今日は大切なお知らせがあります。今年も、あの『京裳苑(きょうしょうえん)』の季節がやってきました。」今年は実に49回目を迎えます。来年50回、半世紀も続いているんです。

日本最古の機屋「紋屋井関」も毎年出品

かわいい〜!おしゃれな帯

 

 

「5月29日から31日までの3日間、京都のみやこめっせ、あの広い800畳の会場を借り切って開催します。全国から選りすぐりの16のメーカーさんが、自慢の作品を持って集まってくれる、まさに着物の祭典です。どのブースからでも気になった着物や帯を選んで並べて見る、触る、着てみる、、心ゆくまでそれが試せる会場です。

でもね、こう言うと

『呉服屋さんの展示会でしょ?行ったら最後、買わされるんじゃないかしら……』

って、不安になる方もいらっしゃると思うんです。今の呉服業界、残念ながらそれが『定説』になってしまっています。

 

 

 

でも、山本呉服店の京裳苑は、全く違います。私たちはあえて『会費制』にしています。

なぜか?

それは「会費制」に込めた、私たちの覚悟があるからです。

お客様に『最高の自由』を楽しんでいただきたい!

会費をいただくことで、私たちは 何にも邪魔されない贅沢な時間をご用意します。

美術館で名画を眺めるように、本物の着物を手に取り、羽織り、自分の感性と向き合う。 そこには『買わなきゃいけない空気』なんて、1ミリもありません。

 

 

私たちが整えたいのは、本物とあなたが出会う時間です。

心ゆくまで堪能していただくこと。 ただそれだけなんです。 

見て、触れて、もし本当に心から『これが私の宝物だ』と思えるものに出会えたら、その時だけ、手に入れることを考えてみてください。私たちも、作り手さんもご説明やご提案はしますが、決めるのはあくまでも あなたです。

 

男性にも人気!

 

「16社ものメーカーさんが一堂に会するこのチャンス、ご自身へのご褒美として、大人の遠足気分で京都へ遊びにいらっしゃいませんか?

着物好きにとっては着物の本場で、心ゆくまで着物に触れられることこそ一番の楽しみですよね。

 

作り手さんや、制作責任者から直接お話が聞けるのも楽しみ!

 

ご自分の着物を持ち込んでいただいても大丈夫です。 お母様から譲り受けた着物、ずっと箪笥に眠っている着物をぜひお持ちください。

今の帯や帯締めをどう合わせれば、今風に、そしてあなたらしく着こなせるか、『コーディネートの楽しみ』を、ご自分の着物で体験してみてください。

自分の着物に帯と帯締めをコーディネート

 

詳しい内容は、これからブログやフェイスブックでも丁寧にお伝えしていきます。

 5月の終わりの京都で、あなたとお会いできるのを楽しみにしています。

 

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品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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