いよいよ祇園祭ですね☆「コンチキチン」のお囃子は山鉾によって違います。
歳時記
7月の京都は祇園祭、1150年前に疫病を鎮めるために始まった八坂神社のお祭りです。
鉾の巡行の模様ばかりがテレビなどで紹介されるため7月17日だけのお祭と思われている方も多いと思いますが、神事は7月1ヶ月続く壮大なお祭です。山や鉾も一週間くらい前からそれぞれの町内で建てられます。
テレビを見ていたら長刀鉾のお稚児さんが京都市長に表敬訪問されたニュースを放送していました。
山鉾には御神体が乗せられていますが唯一、長刀鉾だけは「生稚児」小学生の男の子が乗ります。殆どの山鉾は「くじ取り」により順番が決まりますが、長刀鉾だけは先頭に決まっていてお稚児さんがしめ縄を切って巡行がはじまります。
今年のお稚児さんは和菓子屋さん「鼓月」の息子さん、小学校4年生です。お父さまもお稚児さんを務められました。親子2代務められるのは意外に多いです。今は長刀鉾のお囃子方で笛を吹いていらっしゃるそうです。
お囃子といえば夜、新町通りを歩いていたら「コンコンチキチキ」お囃子の音が聞こえてきました。鉾町内の会所の二階に集まってお囃子のお稽古が始まっています。情緒があっていいですね。
こちらは南観音山です。マップに描いてありませんが南観音山は放下鉾のすぐ北です。
こちらが北観音山です。
数年前まで7月17日を中心に行われていた祇園祭ですが、本来の形に戻し前祭と後祭二回に変わりました。
前祭の巡行は7月17日(水)後祭は一週間後の7月24日(水)です。それに合わせて鉾建てやその他の行事も行われます。
「コンコンチキチン」と親しまれているお囃子ですが皆違います。
南観音山と北観音山のお囃子を聴き比べてみてくださいね。
祇園祭にはぜひ当店へお寄りくださいね。冷たいお茶をご用意していますので休んいってください。
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