短くて着にくい着物を着るには腰紐だけでも変わります☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う28

ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う

「おばあちゃんがサマーウールとかいうひとえの着物を送ってくれました」

ゆうこさんがきもの塾のお稽古に持っていらっしゃったサマーウールはずっと踊りを習っていらっしゃったおばあちゃんがこの時期、お稽古に着ていらっしゃったのでしょう。

 

「着丈は大丈夫かな?」身長が160センチ以上あるゆうこさんには少し短く感じました。

おはしょりは人差し指一本分、6、7センチくらいがベストです。着丈の短い着物は着にくく着崩れの原因にもなります。

 

こちらも見てくださいね。

女性の着物の着物の長さ「着丈」は身長と同じが着やすい☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う26

 

 

「着てみます」

 

幅広の太い腰紐で。

 

「やっぱり短い!」

太い腰紐を細めのものに変えてもらいました。

 

 

「あ、大丈夫です」

「えーー、腰紐を変えただけでこんなに違うんですね」

 

 

着物の裾を上げて腰の位置で腰紐をしておはしょりを下ろします。幅が広い(太い)腰紐だとおはしょりが余計に上まで上がります。例えば1センチ違っても往復で2センチ違うことになります。

 

反対におはしょりが長い着物は幅広の腰紐に変えるだけでかなりおはしょりが短くなります。

 

 

一般的に腰紐は広めの方が体に食い込まず締めやすいのでオススメですが、腰紐の幅だけでおはしょりを調整することもできるのを覚えておくと便利です。

 

「おばあちゃんの着物、着たよ〜って写真送ろ」ゆうこさんはニコニコでした。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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