ボヘミアンラプソディーに学ぶ新創業の心得☆映画も経営の役に立つ。

由紀子の日々

「ボヘミアンラプソディー、私も見たい!」社会現象になるほど話題になっていると聞き母が映画を観に行きたいと言いました。「君の名は」以来初めてです。

「じゃあ、もう一度いっしょに観に行くわ」と人生初、同じ映画を2度目観に行くことになりました。暗い所でじっとしているのが苦手で映画には行かない私が二度も行くなんてびっくりです。クイーンの音楽が耳に残っていて身近に感じていたことも理由です。

ピックアップシネマより

 

 

音楽と主人公の生き方が素晴らしい映画なのですが、いつの間にかフレディーが有名になるまでにやったことは新創業そのものだと思って見てしまっていました。もっと純粋に映画を楽しめばいいのに^^;; やはり自分の今の立場や経営者としての見方からついつい見てしまう悲しさです(笑)3つの事を思いました。

 

一つは

実績もないフレディーがバンドに気後れなしに自分を売り込むくだりです。自分を信じて安売りしない態度が素敵でした。新しいことに取り組む時や初めての人に会う時などはついつい弱腰になってしまうことが多いのですが、堂々とした態度で臨んだフレディーを素晴らしいと思いました。

 

2つ目に

名もない出っ歯で見栄えの冴えないフレディーが初めて舞台に立った時、マイクが調整できず観客から嘲笑が起こりました。フレディーは慌てずスタンドマイクの棒を抜いてしまい生き生きと歌い始めました。そのリカバリーがクイーンのトレードマークとなったのみならず世界のアーティストの演出として取り入れられました。普通であれば不幸なハプニングですが、それさえも自分の味方につけていました。

 

3つ目が一番感動しました。

車でコンサート会場を回る生活をこのまま続けても未来はないと車を売り、そのお金でアルバムを作ったことです。車を売ってしまえば自分たちで移動できず今までの彼らのビジネスモデルは破綻します。バンドを続けることさえできなくなってしまうかもしれません。何の保証もないのに変化を恐れずやってしまう、それも楽しんで!彼らの姿にターニングポイントを見ました。

 

映画を見ながら自分はその場面に当たってできるのだろうか?と考えていました。

 

ピックアップシネマより

 

最後に

「俺の人生を決めるのは俺だ」の言葉がありました。彼が言った意味とは少し違うかもしれませんが「私の人生を決めるのは自分だ」と思いました。これからの未来に向かって自分がどう考え何をするかで人生は決まるのでしょう。

 

「ライブエイドに出演しなかったらそのあくる日から一生後悔することになる」やらずに後悔するような人生にはしたくない!私もそう思って帰ってきました。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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