札幌の重要無形文化財「豊平館」でのお話会1☆「品格の教科書」P45 骨を惜しまず、手間をかけなさい。そこに価値が生まれます。
セミナー
先日、札幌の中島公園にある「豊平館」でお話会をさせていただきました。
友人の高橋貴美さんと佐賀のり子さんが企画準備をしてくださって、「ちよにやちよに」本のプロデューサー松岡紗英さんも来てくださって、対談しました。
お庭には池があって、鴨がゆったりと泳いでいます。
子供を連れて遊びに来ている人、お散歩をしている人、のんびりベンチに腰掛けている人、こんなところが近くにあったらいいな〜と眺めていました。
「北海道は歴史がないから」と時々友人から聞きますが、とんでもない!!!
こんな素敵なところがあるなんて!!!
「豊平館」は明治時代の香りがするどっしりとした佇まいで、
国の重要文化財です。
こんなところでお話できるなんて幸せだわ〜〜、
いや、居られるだけでも幸せ〜〜!
中は重厚な木造造りで、漆喰壁や天井には繊細な細工が施されています。
シャンデリアがまた素敵です!
窓からは緑の光が差し込みんでいます。
なんて素敵なんでしょう〜〜!
そんな場に合わせた雰囲気作りに高橋貴美さんがいろいろな準備をしてくださいました。
まだまだ札幌としては暑いので、熱中症予防なのでお茶くらいならと許可が出ました。
「塩釜の矢部園さんのお茶を飲んでいただきたいわよね」
場の雰囲気にふさわしいお茶がいいと宮城県から取り寄せてくださったのです。
普通のペットボトルならコンビニで簡単に用意できるのに、
思いをかけて作られたお茶をわざわざ取り寄せる心遣い、
会議室なら簡単に開催できるのに、
会場を下見に行って細かい打ち合わせをして準備をしてくださった気持ち
に感謝しても仕切れません。
「気持ち」は伝わります。
「手間をかける」ことは「心をかけること」
そう言った「心遣い」にこそお客様も喜んでくださるのではないでしょうか。
最高の「おもてなし」なのではないかと思うのです。
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