初釜に自分の着物を、自分で着ていきたい!着物選びから自分で着られるまで実際のドキュメント
「着れちゃいました〜」
Oさまは山兵さろんで自分で着物に着替えて満足な笑みを浮かべて初釜に出かけて行かれました。
「初釜に自分で着物を着て行きたいんです。」
最初にお話を伺ったのは秋の初め頃でした。おうちにあるものは皆持って来て頂きました。できるだけ使えるものは使わせてもらおうと思いましたが、「笑っちゃうくらい使えないものばかり〜」と苦笑。確かにお母様のものはO様が言われるように黒字にオレンジの帯とかグリーンの帯締めとか・・
「私に合うものを選んでもらえませんか」ということでご予算をお聞きしてOさまにお似合いになりそうなものを準備し、見ていただきました。
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お気に入りが見つかりました♡
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加工・裁断してお仕立てしている間に着物が洋服と根本的に違うこと、成り立ちなど全体像をお勉強していただきました。回り道なようで、実は全体を把握して取り掛かった方が断然早いんです。後に「あの時のお話があったのでこのことなのかと理解できました」とOさまが言われました。
目指す初釜はまでにはお稽古できる日は4回しかありませんでした。成人式以外には一回も着物を着たことがないOさまでしたが「自分で着て行きたい!」という意思は強く本当に熱心に覚えてくださいました。
そして1月6日は弘道館のお茶会です。
「ここ(さろん)で着て行ってもいいですか?」
出掛ける1時間前には来てくださいましたが実際には30分強で着物を着て名古屋を日を結んで着られました。もちろん私は手は出してはおりませんよ^^
ガチガチの着せられ感がないですよね。
ゆったりとしてきっちり、着慣れた感じがしませんか?
Oさまが無事ミッションを達成されて私もとても嬉しかったです。そしてOさまがたった4回でこんなに上手く着られるようになって頂けたことで教えた私も大きな自信となりました。
多分、一般的な「着付け教室」のやり方やお稽古の仕方は全く違います。ただ着物が着られるようになるだけでなく着物が持つ素晴らしい文化の一端をお伝えします。
着物の知恵を知って、自分で着物を着られたら嬉しい〜🎵
*山兵、京都 着物を自分で着よう「きもの塾」募集!
最大限 3名までの個人レッスンです。
持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)
1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。
その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。
会費 6回 18,000円
*ご都合の良い日をお申し込みください。
上記以外でもお受けできる場合がありますので問い合わせフォームに書き込んでください。
この後も個人の進行具合に合わせてお稽古できます。
お申し込みはこちらのフォームに書き込んで送信してくださいね。
現在、水曜日 午後1:30〜16:00 お稽古をしていますが他の曜日、時間がいい方はお知らせくださいね。
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