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着物と羽織が同じ「アンサンブルはダサい」と着物通の男性のアドバイス☆男性着物のオシャレ今昔

きもの男子

「これから着物作るならアンサンブルはやめといたほうがええな〜」着物を公私にわたっていつも着ていらっしゃるTさまのお言葉です。

 

Tさまは勉強会でのお友達でセミナーでお会いする時もいつも着物です。

外国での学会、パーティーやホテルでのディナーにも着物を持って行って着られます。「着物を着ていくとええで〜!星付のレストランやホテルでも丁寧やし、景色のええ席へ案内してくれるわ。有色人種が洋服着て行ったかてトイレの前や」大笑いしました。

 

Tさまはオフにも着物を着て出かけられます。「着物着てるとどこでもモテるんやで〜」

いちいちTさまの言われる通りだと私は黙ってそばでニコニコしながら聞いていました。

 

これから毎日でも着物を着たいと仰っていた男性へアドバイスしていらっしゃいました。

 

アンサンブルとは着物と羽織が同じ色、素材で作られていて10年ほど前(もう少し前かもしれません)まではそれが主流でした。

 

上の写真はテレビの再放送「特命!刑事どん亀」のワンシーンです。着物と羽織が同じ素材、同じ色です。西田敏行さんの若さを見ると時代が分かりますね。

「アンティークショップや通販で買うとそういうのがいっぱい出ているから気をつけや。今はあんなんダサくて着られんから」

 

 

今は着物の反物2反で違う色や素材をその方らしく組み合わせて着るのが主流です。

 

着物通の方はアンサンブルを「昔のままだなー」「ダサい」と見てはるんやな〜とその会話を聞いていました。

着物をずっと着ていらっしゃる先輩、Tさまのお言葉は私が口を挟む余地はございませんでした。

もちろん当店もずっと以前から違う色柄、素材でオシャレに組み合わせる派です。

 

着物選びに「京裳苑」は最高の場です!

 

第42回 京裳苑

◾️  とき   5月31日 (金) 6月1日(土) 2日(日)

◾️  場所   京都 みやこメッセ 1階  ( 平安神宮前 )

◾️  入場料  無料

ご予約を頂いた方のみにご招待状をお送りします。

「京裳苑」ってどのような催し? どんな内容なの?

 

6月は着物のメーカーさんが秋冬物の新作を業者に向けて一斉に発表する時期です。それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが「京裳苑(きょうしょうえん)」です。今年で42回目になる京裳苑は岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り一堂に出品してくださる業界でも唯一の素晴らしい展示会です。

3日間の会期中はそれぞれのメーカーさんの社長さんもしくは制作責任者の方々が会場へ来て頂け、自社のこだわりや制作秘話、思いなどを直接聞けるのも楽しみです。自分の手に入れたものがどのようなものであるかを知るとかけがえのない大切な宝物になります。

42年続いているのはひとえにお客さまの支持があってこそです。結婚前に親子で京都で選んで作っていただいた思い出と変わらぬ色柄の良さで、また代が変わっても親子、孫と一緒に京裳苑で選びたいと来ていただいています。

「見てみた〜い」という方はお申込みフォームでアドレスをお知らせください。ご案内状もありますので送って欲しいという方はメッセージの欄にご住所を書いてください。

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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