先月熊本城ホールで講演会をした時のお話です。

どのような人が来てくださるのか、

年代は?

主催者の方に根掘り葉掘り聞きました。

 

主催は人を育成するセミナーATS株式会社

無添加の化粧品やサプリメントを製造販売のマスタワールド

 

 

どちらの方が聞きに来てくださるかによって

興味のあることは違いますし、捉え方も違います。

そんなことを考えながら、講演内容の原稿とパワポ作りに励んでいました。

 

 

果たして、ATSの方だと聞いて学ぶ意識の高い方ばかりなのだと分かりました。

 

 

何をどのようにお伝えしたらその方たちの心に残るのか、

たくさんのものを受け取ってもらえるのか

考えながら準備をしてしました。

 

 

しかし、3日ほど前になって重大なことに気が付きました。

ひょっとしてセミナー後の講演会は全然別物なのではないのかと思ったのです。

 

 

と言うのは、その日講演会に来る人たちの行動を考えたのです。

 

 

13時45分から始まる講演に自分が行くとしたらどういう行動をするだろうか？

どのようにスケジュールを立てるのだろうか？

 

 

コロナ化で人と会えないから、本当に会いたい友人と少人数で誘い合っていくのではないか、

熊本へ久しぶりに出かけるなら少し早めに着いて一緒にランチしてから行きたいな、

講演会でいい話が聞けたらいいね。

 

一般的に、

講演会へ行くシーンを思い浮かべるともちろん学びも大切、

でもワクワクする楽しいお出かけの1つのきっかけでもあります。

その日一日、良い時間を過ごす目的の一つが講演会なのではないかと思えました。

 

 

そうなると、先ずは楽しんで聞いていただけることが最も大切になります。

ましてリアルでお会いできるのですから。

 

 

私はセミナー先生や講師じゃなくて、エンターティナーにならなくちゃ！

 

 

 

見た目！

私は呉服屋なんだから綺麗な着物を楽しんでもらおう。

 

動き、

大きな身振り手振りの方が見ていて退屈しないよね、

オンラインでは、画面からはみだせないけど演台を自由に動けるよね、

作法の仕草もその場でやってみてもらえるのもリアルならでは！

 

 

そうそう、友人の宮海彦さんも講演会に来てくださるから

飛び入りで出演していただくのもエンターテイメント！

 

 

 

ライブ感を存分に楽しんでもらえるエンターテイメントが

講演会なのだと思いました。

 

 

実際は、驚くほど熱心に聞いてくださって、私の方が圧倒されたほどでした。

リアクションもたくさんいただいて本当に感激の連続でした。

 

 

相手の立場になって行動を組み立ててみる。

その場を相手の視点で描いてみる。

 

 

 

「どんな時も相手のことを考えて決めれば思いは通じる」

と改めて思ったのでした。

 

 

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