コロナで知った日常の有り難さ☆四季を感じながら暮らす心の豊かさ

歳時記

自粛生活が少し緩和され、第一段階はホッとしています。少しづつでも日常へ戻っていくのでしょう。スポーツの観戦や劇場なども一定の間隔を置いて再開されるようです。お芝居もコンサートも見に行きたいですね。徐々に再開されるのを祈っています。

 

実は「しばらく外へ出られない」と聞いた時、先への不安もありましたが、一方で一生に一度「天使がくれた休日」と思いました。いつもポジティブというか何も考えてなかったというか、有り得ないことだったからです。実際はさにあらず(苦笑)

 

その間に季節は移り変わっていきました。

 

お茶屋さんからのお手紙です。思わず行きたくなります。

 

飾っておきたくなるようなカレンダーです。

 

 

お茶屋さんからのお便りです。美しい写真や言葉が並んでいます。春は桜、寒さから解放されて気分もウキウキします。

今年は桜を愛でることもできませんでした。

 

五月は節句に菖蒲を飾り、ちまきや柏餅を食べますね。その頃、お菓子屋さんは閉まっていました。

 

白と抹茶と黒糖が並んでいました。

 

そしてもう、水無月の季節です。営業を始めた和菓子屋さんには水無月が並んでいました。

6月30日は一年の半分の厄を祓い、後半の無病息災を願う「夏越の祓」(おなごしのはらい)がアチコチの神社で執り行われます。その時に食べるのが「水無月」です。

こちらも見てください。

6月30日は夏越祓(なごしのはらえ)水無月を食べる日☆日本に続く歳時記を生活に取り入れてみるのもいいですね。

 

 

水無月は白いういろうの上に小豆をのせ三角に切り分けたお菓子です。昔から御所では氷室に入れてあった天然氷を口にして暑気払いの行事を行いました。

白ういろうを氷に見立て、小豆を疫病や災難除けに食べられてきました。

今こそ食べるべきですね。

 

 

甘いものを食べなくなった私も長い列に並んで買ってしまいました。

お菓子が食べたかったというより、毎年の日常やっていたことができる嬉しさだったかもしれません。

 

「なぜ買い物をするか?」の目的はほとんどの場合「お腹が減ったから食べる」ではないようです。

 

 

「人はパンのみにて生くるものに非ず」(マタイ福音書)

人は物質的な満足だけを目的として生きているものではなく、精神的な拠り所が必要である。

 

 

「不要不急の外出を避けてください」はまさにパン(食料や生活必需品)の供給だけはいいけど他のものは我慢してくださいと言われてきました。一時的にはやむおえないことだったです。

四季の移り変わりを感じて生きる豊かさを生活の中に取り戻したいものです。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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