自粛生活で見えてくるもの☆ポケットとマスクと禅寺の窓

京都さんぽ

「思い出すから、もう見たくない」母は戦争のニュースが始まるとチャンネルをさっさと変えます。8月の前半はずっとそんな日が続きました。

 

お盆休みにゆっくりと近くのカフェへ行きました。岐阜はモーニングが盛んなところなので飲み物代だけで色々なものが付きます。雑誌もお店によっていろいろ置いてあるので、見放題!雑誌の種類で選ぶこともしばしばです。お茶しながらゆっくり読めるのは魅力です。

 

置いてあった婦人画報をペラペラめくっていると創刊からの特集がありました。「このポケット、かわいい~」目に留まったのは戦争中のポケットの特集でした。

 

かわいい〜〜!ステキなデザインがいっぱいです。

 

いろいろなものを大量にさっと入れられるポケットは戦争中には必需品でした。機能性だけでなく、今見てもデザインとしても新鮮な感じがしました。

3部式の着物や付け帯の提案もありました。

この頃、もう3部式にして簡単に着る方法を模索していたのですね。

 

「欲しがりません、勝つまでは」着るものも食べるものもない時代でも「オシャレすることが悪」と言われた時代でさえ、工夫しておしゃれを楽しんでいたんですね。そこからは、制限された中で自分らしさを楽しむ姿が見えました。

 

「我慢します、コロナがおさまるまでは」ふと、今の自粛生活とリンクしました。マスクが必需品になって不足していた時はそのモノであればよかったのですが、あっという間に人は進化するのですね。今では機能的に優れたものやレースや和柄、形もおしゃれなものがいっぱい売っています。なんだか戦争中のポケットと同じだなと思いました。

 

おそらくコロナが簡単に収束することはなく、当分はコロナとうまく付き合わわねばならないことになるのでしょう。

3月4月の第1波の頃は断捨離が流行りました。家にいることで住まいに関心が集まり、片付けた方が多かったように思います。今、第2波が来ていると言われますが、こんな状況の中でも人々は生活を楽しむことを工夫して新しい楽しみ方を模索しているように見えます。

 

京都に源光庵というお寺があります。ここには悟りの窓と迷いの窓、二つの窓があります。美しい緑のお庭を丸と四角で切り取った風景はうっとりするほど美しいです。全部が見えるお庭よりも魅力的です。

 

ひょっとすると、何をしてもいいよ~と言われると漠然として自分のやりたいことも見えてきませんが、できることが制限されると意外と見えてくるものなのかもしれません。

 

「ちょっと見方を変えなさい」

 

肩の力を抜いて生活を楽しむことからこそ、新しい何かが見えてくる気がしてなりません。

「左脳」頭で考えるだけでなく、「右脳」で感じることが大切なのかもしれません。

 

 

山兵、京都さろんで

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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